こんにちは、おっこちゃんです。

 

僕もうっかりしていたのですが、2017年5月12日から毎月、厚労省はいわゆるブラック企業リストを公表しています。

 

8月15日に最新版が更新されましたので(7月31日締め分)、その案内と一般のかたの声、今後の期待など書いてみます。

 

 

念のためですが、厚労省でのリスト名は、もちろん「ブラック企業リスト」などという名前ではありません。

 

 

「労働基準関係法令違反に係る公表事案」というリスト名で、厚労省のホームページのわかりずらいところにリンクがあります。

 

 

これは、5月12日の初公表から「場所がわかりずらい」という批判は強くあったようですが、方針は変えていませんね。

 

 

こうした方法は今に始まったことではなく、なんらかのモニタリングが必要な労働関連法があり、罰則で企業名の公表と規定されているときの厚労省の公表の仕方なのです。

 

 

まあ、僕は、「ブラック企業」という名前もすでに一般的になっているので、この名前でリストをわかりやすく発表していいのではと思いますが、まだ時期尚早かもしれないですね。

 

 

厚労省とはいえ、企業への「忖度」はさすがにないと思いますが、有名大企業もあるので、社会的な影響はこうした地味な発表であっても十分に考えられます。

 

 

あの昭恵夫人の実家の菓子メーカーさんも、しっかりリストに入っていますし。

 

 

 

【リストの場所】

 

もったいぶってすみません。リストは下記にリンクを貼りましたので、ここから飛んでください。

 

労働基準関係法令違反に係る公表事案
(平成28年10月1日~平成29年7月31日公表分)
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/170510-01.pdf

 

 

また、しっかり場所をブックマークしておきたい方は、下記です。

毎月中旬に更新されるようなので、見守っていきたいところです。

 

1.厚生労働省の該当ページにアクセス。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/151106.html

2.長時間労働削減推進本部にある、
「労働基準関係法令違反に係る公表事案」をクリック。

 

 

 

【掲載企業の推移】

 

 

5月は332社がブラック企業として公開されていましたが、今回は、前回分も合わせて401社になりました。

 

 

ツイッター上の気になるツイートも拾いたいと思いますが、この公開に対して、企業名が少なすぎるだろうという声は強かったのです。

 

 

このリストは1年間は公開し、1年経過するとリストから外されていくというのも、僕には理にかなった方法だと思えます。

 

 

なぜかと言えば、もしリストがずっと残っていたら、ほぼすべての企業がリストに載ってしまうかもしれないわけで、そうなるとリストの意味もなくなってしまうからです。

 

 

また、労働関係の問題は、労基署も厚労省も役所ですので、事案が起こって初めて発覚するケースがほとんどだと思っていいと思います。

 

 

企業数がたいして増えないようにも見えますが、リストにあがるステップとして、内部告発とか労働災害などの事件を発端とすることが多いと思います。

 

 

このリストが氷山の一角に過ぎないことは、労基署や厚労省もよくわかっていると思います。

 

 

従って、内部告発とか何らかの方法で訴えないと動かないと思った方がいいです。

 

 

多くのかたは、「とはいっても、お世話になっている会社」とか「内部告発をすることで不利な扱いになるのが恐い」とかの理由で我慢しているのが実態だと思います。

 

 

僕は、単に権利を主張するだけではなく、その会社や働いている方々のためにも職場環境の悪いところを変えたいという思いがあれば、内部告発でもすべきだと考えています。

 

 

それは、その企業がこうした不名誉なリストに載ることを避けるためだし、生産性を考えても、こと残業に関しては是正したほうが良い結果が得られるだろうと考えるからです。

 

 

ここまで厚労省が動いたのは評価できると思いますが、電通の高橋まつりさんの事件がなかったらどうなっていたかわかりません。

 

 

実際に企画・立案などを考える仕事をしている方を中心に「残業扱い」という企業からすれば呪縛のようなものから解き放ちたいという動きは確実に進んでいるし、労働法をめぐる問題は決して単純ではないと思います。

 

 

しかし、電通の件については、書類送検ですませず、しっかり裁判をするという司法の判断もあり、「働くとはどういうことか」とか「残業とは」「職場でのハラスメントとは」とか、「働く意味とか」こうしたことを考えるきっかけになればいいのかなと考えます。

 

 

よく言われるフランスとかドイツとか労働者が強くて守られている国と日本とは、その成り立ちが違うし、同じ法規だけで考えることに限界も感じるのです。

 

 

日本人だって、特に江戸時代など知る限りは、想像以上におおらかな社会で、職人は3時か4時ぐらいには仕事からあがっていたと聞きます。

 

 

明治維新から西欧に追いつこうと必死で働いてきた日本人、その帰結として戦争に入り、また敗戦から立ち上がって復興した日本人ではありますが、僕はこのあたりで一度すべてを洗いなおして、本当に生きていて楽しいすばらしい国になれるように出来ればいいなと考えています。

 

 

【ツイッターの反応】

 

#ブラック企業リスト でツイッターの声を拾ってみました。

(もし掲載に問題があれば削除いたしますので、すみませんがご連絡ください。)

 


 

【まとめ】

 

ブラック企業とは、もともとは反社会的勢力を背景に持つ企業について言っていたと思いますが、今や36協定違反、つまり残業が100時間を超えていたり、残業代を支払わなかったりする企業を指すという意味で使われることが多くなりました。

 

しかし、「働く=生きる」という事には、なんらおかしな点はありません。

 

「残業」と「働く」との関係を今一度、考えてみることがこれからテーマかもしれないと考えています。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

20170818 by okkochaan