こんにちは、おっこちゃんです。

 

今日は、ざっくりと百貨店ブランド⇒ユニクロ、しまむらのカジュアル化⇒オンラインショッピングのゾゾタウンという流れについて、ちょっとだけ感傷的におさらいしてみました。

 

さて、タイトル通りですが、最近の傾向として若者が百貨店のファッション売り場に魅力を感じなくなっているようです。
変わって、カジュアル路線のしまむらは増益、ユニクロは減益、アパレルのオンラインショッピングサイトのゾゾタウンは2016年3月期の売上高で、前期比32.1%増というこのご時世にすばらしい右肩上がりの好成績です。

 

売上高でみると、百貨店のファッション売上は5兆円を越しているのでまだまだ大丈夫と見る目もあるかもしれません。

 

しかし、問題なのは若者離れが進んでいることではないでしょうか。
個人的には百貨店にもっと頑張って欲しいという気持ちがありますが、一等地にあれだけの売り場面積をもち、多数の従業員をかかえてやっていくということは、ちょっとした流れの変化でも倒れやすい構造を百貨店はもともともっていると思います。

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実際、百貨店で開店をまつ人たちの年齢層をみると、平日だということもあるとは思いますが、ほとんどが高齢者の方に見えます。

 

僕はこのところの百貨店が相次いでクローズするのをみても、なにかひとつの時代の終わりとか、巨像が倒れていくとかを連想したりしてしまうのです。

 

高度成長期とともにあった百貨店、なかでも屋上ではショーをやったり、金魚や小鳥を売っていたり、眺めのよいレストランでチキンライスを食べた思い出があるかたはいらっしゃるでしょうか。

 

 

丸く持ったチキンライスにグリーンピースがちょっとのって、日の丸の旗をさしたお子様ランチのことです。

 

感傷的ではありますが、思い出ともセットになっているので、寂しい気持ちはやはり拭えません。

 

時代の流れは時間と同じように過酷で容赦ないと思います。

 

いい悪いの問題ではなく、現在、変わって台頭している勢力にしても、また次にでてくる新勢力に倒されていきます。

 

それは、自然界の生存競争と同じだと思います。

 

結局、環境に適応した者のみが生き残れるわけで、ファッション業界でいえば、お客さんのニーズを掴んだ者が成功の切符を手にするのです。

 

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では、若者は百貨店を離れてどこにいったのでしょうか。

 

まず、ブランド志向が希薄になっていき、従って単価もさがったカジュアル路線に行く若者が多いと思います。

 

バブル世代の方々は、高い靴やスーツ、アクセサリーなどを揃えますが、今の若者の多くはそんなものには魅力を感じません。

 

とくにブランドものについては、僕は当時からなんで人の名前がついた服とかを欲しいと思うのか理解できませんでした。

 

これは、当時でも外国の方には非常に奇異に写ったようです。

 

だから同じ品質で値段が安ければ、ブランドものである必要はないという考えは理にかなっています。

 

ブランドの安心感は、制服を着ている安心感とも一部通じると思いますが、今の若者は自分らしさをさりげなく演出するのが上手ですし、そこにかけるお金もリーズナブルなものを選ぶという、ある意味、厳しい眼を持っています。

 

名前より実質で選ぶというのは、すばらしいことだと思います。

 

だから、この環境下で、ファッションをリードし流行を意図的に作ることで売上を立てようとする従来の方法にこだわる業界人は苦戦せざるを得ないでしょう。

 

さて、その後、カジュアル業界ではユニクロが台頭してきましたが、このところは減益が続いています。

 

ユニクロは海外進出も積極的で、価格も上げてきており、ユニクロというブランドを構築しようとしていますが、このブランドを構築しようという発想が消費者にあまりうったえるものがなくなってきたのかもしれません。

 

価格を下げてなんとか回復しようとしていますが、問題はそこではないと思います。

 

また、戦略が地味な割には、着実に伸ばしているのは、しまむらです。

 

同じものを置かないという方針や、価格がリーズナブルであること、気軽に入りやすい店であることは、ユニクロに比較してアドバンテージありだと思います。

 

しかし、このユニクロ、しまむらもまた新勢力に確実にシェアーを奪われています。

 

それは、オンラインショッピングサイトのゾゾタウンですが、オンラインショッピング全般といっても良いのかもしれません。

 

ゾゾタウンには、低価格である上に、「つけ払い」というユニークな購入方法があります。
サイトから商品を申し込んで、「つけ払い」を希望すると、商品が届き、その後に請求書とコンビニだと手数料が無料の支払いができます。

 

若者は、コンビニでの携帯電話料金、公共料金などの支払いに慣れているので、非常に受け入れやすい決済方法と言えます。

 

わざわざ売り場に行って人に疲れたりする必要もなく、カード決済の登録もする必要もなく、ストレスフリーで欲しい物が選べるとあれば、ここで購入する人が増えて当然だと思います。

 

ネットで流行りのものを探すのではなく、自分に合うと思われるものを探すことが出来るわけです。

 

一部で衣料品のマーケットが不況とも言われていますが、このゾゾタウンは3割もの売上げ増をしているのも納得できます。

 

インターネットの検索でニッチな要望や知りたいことも瞬時にわかるのが現代です。
もちろん、このゾゾタウンにしても、これを更に超えるものが出てくるとは思いますが、今のところ天敵はあらわれず、今後しばらく伸びていくだろうと思えます。

 

ひとつの価値観や方法に固執しないことが、大事なのかも知れませんね。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

20170220  by okkochaan