僕もそうなんですが、投票は国民の義務だとか、あとで選ばなかったのもあんただよとか言われるとムカッときたりしました。

 


投票に行かないのも意思表示だとか自分に言い訳したりしてね。

 


でも、ここでこの「衆議院議員総選挙2017とはなにかを登場人物のしおり的にかんたんに解説」をこっそり読めば選挙に興味もわくし頭もすっきりです。

 

 

一言だけ固いことを言うと、やっぱり、選挙に行かないとなにかトイレに行くのを忘れたようなパンツをはき忘れて気づかれないようにしているような気になるときがあるかもしれません。

 

ここでは、最近はあまり見かけませんが、あらすじとか主な登場人物の解説がかかれた本のしおりのように、できるだけ偏らないで簡単に政治を知らない人でも理解できるように書きます。

 

ごく最近まで僕もそうだったので、わからないポイントはわかると思います。

 

登場人物の並べ方はランダムなので、目次を利用してください。

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【衆議院総選挙2017とは】

 

国会で国民に代わっていろんな問題を議論したり訴えたりしてもらうために国民が選挙で選ぶのが国会議員です。

 

だから、代議士と言ったりするんだね。

 

国会議員は参議院議員と衆議院議員があるけど、参議院議員は任期6年で解散がないのに対して、衆議院議員は任期4年ではあるけど、日本ではほとんどの場合、人気満了前に解散している。

 

他の国でも解散はあるけど、任期を全うするという気持ちも強いし首相による解散権も制限されているので、日本ほど頻繁に解散する国のほうが変わっている部類に入るんだ。

 

内閣総理大臣の専任事項とか言われていて、歴代の総理大臣のほとんどは衆議院を解散してきたけど、日本も解散権を制限すべきだという意見もあるし、そもそも憲法違反だと言っているひともいる。

 

日本では、衆議院と参議院の2院制をとっているんだけど、その主な理由は性質の違う2つを併存させることで、国会の主な仕事である法律を制定する仕事が偏らずに安定したものにするためと言われている。

 

簡単にいうと、衆議院でまず法案を作るんだけど、衆議院で法案が可決してから参議院で再度審議をしているんだ。

 

どちらにしても、衆議院の方が時の政党(与党)中心で法律を作っていくけど、仮に政権がコロコロ変わったりしても、参議院があることで安定させることが出来る。

 

二院制にはねじれ国会といって、両院の勢力図が異なる場合には衆議院で可決された法案を参議院で否決され、再度、衆議院で可決というプロセスになるからすごく無駄な感じがするので一院制でいいんじゃないかという意見もある。

 

でも僕は人間の体の仕組みとかをみても、作用・反作用がバランス良くとれるように出来ている、つまり自然の理にかなっているので、この形のほうがいいと思っている。

 

交感神経と副交感神経の関係だね。

 

では、主な登場人物の解説をするね。

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【2017衆院選の主な登場人物】

 

【安倍晋三】

言わずと知れた自民党総裁で内閣総理大臣。1954年生まれの63歳。

父・安倍晋太郎、祖父に岸信介の政治家一家に生まれる。

2012年12月から内閣総理大臣(2度目は2人しかおらず珍しい)だが、最近は「安倍一強」といわれ弊害も指摘されたりしているが、本人はさらなる長期政権を狙っている。

2017年に入って、森友学園の8億円値引き事件への関与、加計学園の獣医科大学の認可に関してプロセスに問題があったのではないかと野党に批判されるが本人は完全に否定。

野党が求めた臨時国会開催請求について、請求から3か月たって国会を開くも冒頭で解散したため、この解散は「疑惑隠し解散」とか「大義なき解散」とか批判されている。

解散当初は消費税10%の引き上げと、上げた分の教育費などへの還元とか地味目な話が多かったが、小池百合子の「希望の党」が勢いづいてきた情勢を見て、政治実績のアピール、北朝鮮のミサイルの脅威への対応などにシフトしてきている。

衆議院解散によって国民のコンセンサスをとり、悲願の憲法改正を花道にしたいところだが、この解散が吉とでるか凶とでるかはわからない。

ニュース性についても、小池新党である「希望の党」が話題をさらっていって、少し焦り気味。

 

 

【石破茂】

1957年生まれ、60歳。鳥取県出身。父に鳥取県知事、自治大臣、参議院議員を務めた石破二郎。

安倍晋三が自民党総裁となった2012年に自民党幹事長も務めたが、その後、安倍氏と距離を置くようになり、この頃は明確に安倍政権を批判している。

憲法改正はもともと自民党の改正原案を作ったこともあり、武力保持をしないとしている9条二項については、廃止の上、あらためて自衛隊を明記するという考えである。

国民的な議論と説明を憲法改正についてはしていこうというスタンスである。

また地方創生大臣の時に作成した獣医師「養成系大学・学部の新設に関する検討」は、加計学園の獣医科大学新設をめぐっての国会議論で、石破4条件としてしばしば引き合いに出された。

石破氏はポスト安倍の最有力とされているが、かつての自民党のように堂々と政策をぶつけ合っての戦いは好まないため、今になって安倍批判をするのはどうかという意見もある。

小池百合子が作った「希望の党」については、好感をもっているが、安倍が弱ればチャンスもあると虎視眈々という状況。

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【小池百合子】

今、もっとも話題の人。1952年生まれの65歳。東京都知事。「希望の党」代表。カイロ大学出身でアラビア語の通訳をしていたこともある。

その後、ニュースキャスターをしていたが、ここでの人脈作りがその後生きているといわれている。

1992年から政界入り。

この方は、女性初が多い。自民党総務会長、東京都知事ともに女性初。

もともと総理大臣を目指す志があるが、もし総理大臣になれば当然女性初である。

都知事就任後は、自民党勢力との戦いがあったが、都議選で「都民ファーストの会」を圧勝させた。

今回の衆院総選挙では、安倍首相の衆院解散に合わせるかのように「希望の党」を立ち上げ代表に就任。

「打倒安倍政権」「しがらみのない政治」「憲法改正」「安保関連法支持」「原発ゼロ」「消費税10%見送り」などを政策としている。

その後、民進党の前原代表との話で民進党の議員を「希望の党」から出馬させることとなり、自民党はじめ政界に電撃が走った。

しかし前原代表が議員総会で説明した全員の受け入れに対し、小池氏は当初から政策の合わない方は入れない意向を明らかにしており、またその後、「排除する」という表現もあったりして、「打倒安倍政権」のスローガンはトーンダウンしている。

特に民進党出身者の公認については、誓約書の提出を求め、これは「踏み絵」と言われている。

特に民進党が反対していた安保関連法を支持することと憲法改正については真逆のこととなるので、この「踏み絵」については、要求する「希望の党」にも民進党議員にも批判の声がある。

この党は場合によっては政権をとるような勢いもある気もするが、政策的には、「原発ゼロ」「消費税10%見送り」を除けば、現政権とほとんど変わらず、参加した面々をみても、むしろ自民党より右よりの保守である。

また都知事を辞任しての国政参加に対しては批判も強く、本人は衆院選への出馬は100%ないと言っているが、一部ではあり得るとみている人もいる。

小池百合子氏の政治手法は、どちらかといえば皆で議論してまとめていくというスタイルではなく、「アウフヘーベン」とか「リセット」とかの用語を駆使して具体案を示すのは最後にもってくるという方法であり、良くも悪くも気を持たせるやり方である。

このため、タイミングを読み、タイムリーで効果的な発信は得意だが、実行力や議論に弱いという見方もある。

この「希望の党」は「改革する保守」ということで、新しさを加えようとしているが、実際には彼女がすべて決めている状態であり、小池氏がいなければ、悪く言えば烏合の衆ともなりかねない。

安倍首相は「ブームからは何も生まれない」と強調しており、一理あるが、投票に際しては、本当に希望を託せる党かどうかよく考えるべきだろう。

 

 

【前原誠司】

1962年生まれ、55歳。京都府出身。民進党の最後の代表。

辞任した蓮舫代表の公認として枝野幸男氏を破って代表に就任したのは9月1日だが、1か月もたたない28日には「希望の党」への合流を決断し同日に行われた党常任理事会と両院議員総会での了承をとり、事実上、民進党は解体することとなった。

直近では幹事長を予定していた山尾志桜里氏のスキャンダル報道があり、また離党し「希望の党」(まだその名前ではなかったが)側に移っていく流れが止まらない状況があったが、これをバナナのたたき売りと批判した人もいた。

大義名分は、「安倍内閣を打倒する」ではあるが、前原氏はもともと右寄りの考えをもっており、憲法改正にも積極的であることから、だいぶ前から小池氏などから誘いがあったのではないかとの話もある。

また個人的には、安倍総理とも石破茂氏とも親しいようで如才ない面もみられ、「安倍政権打倒」という言葉が似合わないという気もする。

しかし現状では、この民進党の希望の党への合流という一連の動きでは、男を下げたように見る向きが多い。

だが、ここでも話題の中心にいるのは、前原氏ではなく小池百合子氏だ。

仮に小池氏が言葉通り衆院選に出馬しない場合、総理大臣の指名が前原氏となる可能性は高く、分裂している民進党を無理に統一するよりも脱皮するように新党に移ったほうが政権への距離が近いと考えたのかもしれない。

いずれにしても、選挙がどうなるか、また選挙後にどうなるかが気になるところである。

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【枝野幸男】

 

1964年生まれの53歳。宇都宮市出身。弁護士。立憲民主党代表。

今回とりあげた政治家のなかでは、もっとも若手である。

しかし政治家となったのは、1993年からなので経験は十分である。

民主党政権時代も幹事長を初め、経済産業大臣、内閣府匿名担当大臣などいろいろな経験を積んでいる。

9月に民進党代表戦で前原誠司に敗れたが、枝野氏は前原氏とは政策目標が違い、リベラルの代表と言っていい信念を持っていたが、協力する体制であったようだ。

前原氏の希望の党からの公認の提案にも反対せず、自らも公認されればそこで頑張り、風向きとタイミングを見て自らが信じる政策を実現できるように頑張るつもりだったかもしれない。

しかし当初から予想されたことではあるが、希望の党が政策の一致として、「安保関連法支持」「憲法改正」での賛同がなければ公認せず排除するという姿勢が次第に明らかになり、周囲の期待も高く、「枝野立つ!」と立憲民主党を結党した。

憲法問題については、自分でも案を作っており、改正そのものに反対なわけではないが、現在の安倍内閣の案には真っ向から反対している。

また安保関連法に関しては憲法に違反しているとし、法律の廃棄を主張している。

みずからの立場を、右とか左とかのイデオロギーによる識別の時代は終わったし、上から法律をおろすのではなく、下から法案をあげてくる草の根民主主義というものを唱えている。

立憲民主党の結党について、現在党員はわたくし一人ということで記者会見に臨んだ時も、市民連合との連携について協調している。

しかし、リベラルといわれる考え方をする多くの人たち、憲法改正にどちらかというと反対する過半数の人たち(ミサイルが飛ぶようになってこの割合は減ったが、少し前までは過半数はいた)は、小池フィーバーのボロが出てくる中で、投票先を失っていたが、ここで初めて立憲民主党という核ができたことで、予想外の勢いで、支持者が集まるようになり、現在でも衆院選に50人は出馬できそうな状況になっている。

ツイッターは解説1日目で8万フォロアーを超え、3日後の現時点で12万ぐらいである。

また、信念を曲げて支持者にも理解を貰っている地方出身の議員のなかで戻ってくる人たちも複数おり、希望の党の誤算だと言う報道もある。

政治的にはベテランの枝野氏であるが、現在も毎朝、大宮駅に立っているという。

記者会見でも話していたが、この結党は脳裏にはあったかもしれないが、この急な展開は誰も予想が出来ず、まさに足の下の地面が崩れるような出来事であったはずだ。

従って、すべてにおいて時間との勝負になり健康面を心配する声も聞かれるが、個人的には、もしかすると枝野幸男としては、これまで経験したことのない手ごたえとやりがいを感じているのではないかと思う。

 

 

この記事はこれからも随時更新していきます。

 

なるべくわかりやすく書いたつもりなんですが、読みづらかったらすみません。

 

時間のない方がお読みいただき、ちょっとでも政治を考えることが出来ればと願っています。

 

20171005 by okkochaan