今日はモグラについて書きました。

 

12月3日(日)のおっこちゃんの【日記 庭の眺め】です。

 

早速ですが、本日のツイートをご紹介します。

 

写真はイマイチなので、申し訳ないですが、この中で今日は、「モグラ」に注目したいと思います。

 

長塚節(ながつかたかし)はご存じない方もいらっしゃると思いますが、正岡子規の弟子として歌人であり、「土」というのは小説の代表作になります。

 

この「土」のなかに、非常に面白い茨城の方言があるのですが、これはまた機会があればと思います。

 

で、モグラのことです。

 

最近では、「モグラ女子」という言葉があるのですが、実は、これは動物のモグラとは関係なくて、モデルとグラビアアイドルを兼ねている方のことを言うらしいです。

 

でもモグラは、ほぼ人前に姿をみせませんし、田舎に住んでいて自然を観察したりするのが好きでなければ、たぶん見ることもないでと思います。

 

僕もこのツイッターの写真のように、庭で見かけたので、あ、モグラがいるなと思っただけです。

 

たぶん、僕もモグラを見たことがないのですが、調べてみると、モグラは結構な大食漢で、約10センチの体長ですが、体重の半分ぐらいの食べ物を一日で食べないと死んでしまうらしいです。

 

主食はミミズとかオケラ、ムカデなどの昆虫を主食とする肉食系です。

 

僕の家の庭にはミミズがたくさんいるので、モグラにとっても住みやすいのかもしれません。

 

そういえば、都留文科大学でモグラの研究をするために山小屋で生活なさっている先生がいますが、一度取りつかれたら、たまらない魅力もあるような気がします。

 

その研究ですが、モグラが掘ったトンネルにカメラをつけての観察なのですが、実に多種多様の通行する動物がいて面白いです。

 

モグラを害虫として駆除する方もいらっしゃると思いますが、僕には無害どころか地中にトンネルを掘るということは地中に酸素を送り込んでくれるわけだし、いろんな動物がそのトンネルを利用し、結果的に土壌も良くなると思うので、むしろ歓迎しています。

 

ただもしモグラが嫌であれば、モグラはとても神経質な動物なので、地面に風車を立てると、その風車の振動が嫌で、どこかに移動してしまうそうです。

 

こんな感じで、モグラはとても興味深い動物なのですが、多くの野鳥と同じで、自宅で飼うことは原則禁止されています。

 

どうしても飼いたければ役所への申請が必要だということです。

 

それにしても、ユーモラスな動物ではありますが、人によっては、どうして神様はこんな動物をお創りになったのかと思われるかもしれませんね。

 

眼はあるけれども、くぼんでほとんど見えず光を感じるだけだし、手はショベルカーのように土をかくことに特化した構造になっています。

 

僕は、ロマンチストなので、ほとんど目が見えないモグラが美しいリスに恋をして破れてしまう物語などを想像してしまうのです。

 

でも、僕は、世の中に無駄なことは何ひとつないと思います。

 

例えそれが、人間に危害を与える動物であったとしても、あるいは、あってはいけない雑種だったとしても、その対策をするのは仕方がないですが、そもそも原因を作っているのは人間であることをしっかりと認識する必要があると思います。

 

このように、何気ない日常のなかで、自然はいろんなヒントを与えてくれます。

 

今は、紅葉狩りの真っ盛りですが、少しだけでもこうしたことに僕と一緒に注意を注いでいきませんか。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

20171203 by okkochaan