こんにちは、おっこちゃんです。

 

最近またチョコレートが健康志向の影響で消費が拡大しているとのことです。

 

それはそれでこの消費が低迷している現状にいいことなのかもしれないと思うのですが、疑い深いおっこちゃんとしては、にわかに信じられないので、そもそも、本当にチョコレートは健康にいいのかとか、チョコレートは健康被害や健康障害を起こさないのかについて調べて書きたいと思います。

 

するとすぐに、ポリフェノールという、なんだか体によさそうな言葉がでてきます。そしてそもそも、ポリフェノールはなんでも400ぐらいの種類があって、チョコレートに含まれるのは、カカオポリフェノールといわれるものだとか。

 

そのほか、りんごやワイン、コーヒー、お茶のカテキンもポリフェノールのひとつと聞いて、少しだけわかった気になってきした。

 

このニュースというか健康志向というのは、誇大広告で実際に効果がないという摘発が常にありますが、どうやらチョコレートに関してはそのようなことはなく、それなりの効果があるようです。

 

とくに最近注目されているのは、シニアにとって有効と思われる血圧を下げたり、血管を健康にしたりする効果であり、これはありがたいと思います。

 

でも、どこか納得感が得られず調べていくと、独立行政法人 国民生活センターによる、
高カカオをうたったチョコレート(結果報告)というレポートを見つけました。

 

これは平成20年の調査なので、すでにチョコレートによる健康が話題というかブームになっていたので調査もあったのだと思われますが、ざくっとでいいので、まずはこのレポートを読むことを、おっこちゃんとしてはお勧めします。

 

高カカオをうたったチョコレート(結果報告)

 

特にこのレポートに書いてある、カドミウムやニッケルなどが高カカオのチョコレートから検出されたという調査は無視できないものを感じました。また汚染物質も含まれているようです。

 

僕は、なにもこれによってチョコレートと健康が無意味だといったり逆効果だといったりしたいのではありません。

 

チョコレートメーカーは、健康を切り口として販売を進めているようですが、僕は例の男性にとって悩ましい、日本独特の文化であるバレンタインデーのチョコレートを思いだしてしまいますし、アフリカのカカオのプランテーションで小さな子供の兄弟が学校にもいけず低賃金で働いている姿をテレビでみてからというもの、そのことを思わずにチョコレートを食べることができなくなっているのです。

 

この実態は、機会があったら、もう少し書いてみたいと思っています。

 

貧しい国で仕事があればいいではないかという意見もあるだろうと思いますが、本当に低賃金で、一部の人だけが利益を得ていて、そしてカカオの売り先は日本をはじめとする先進国という構図があるわけです。

 

だから、僕はそのことを忘れて、チョコレートが健康にいいからといって有難がる気持ちに到底なれません。

 

これは、必ず健康から裏切られるだろうと思って調べたら、それに近い結論となりました。

 

しかし、簡単にまとめると以下のような食べ方ならよさそうです。

 

1.ビターチョコレートを一日ひとかけらだけ食べる。

2.ミルクと一緒に食べない。

 

間違っても、食べ過ぎないことが大事です。

 

まさに、過ぎたるは猶及ばざるが如し ということです。

 

それにもし、健康にいいのであれば、バレンタインデーでもっと健康をアピールしてもいいのではないでしょうか。

 

それをしないのは、食べ過ぎるという(もてる方だけかもしれませんが)恐れがあるためかもしれません。

 

バレンタインデーで好きな人にチョコレートで健康をプレゼントしようなどというキャッチは聞いたことがないからです。

 

ブームを否定するつもりは全くないのですが、僕は健康オタクというものが、病気の一種だと考えています。

 

スポーツが必ずしも健康によいとは限らないことはすでに証明させれているし、体を石鹸で洗いすぎるのは逆に雑菌を呼び寄せてよくないこともわかっています。

 

こうした良識で物事を正しい方向へ導くのもまたネット社会に求められるモラルなのではないかと考えている次第です。

 

20161019 by okkochaan