僕がやっているツイッターを使った禁煙方法がおすすめなので紹介してみたいと思います。

 

ところで、すかいらーくに続いて、サイゼリアの全席禁煙のニュースをちらっと見ましたが、サイゼはある意味タバコ族の最後の砦に近い存在だと思うので、喫煙者はいよいよ追い詰められてきましたね。

 

このサイゼリアの全席禁煙の発表ですがネット上でも反発はほとんどなく、というより喫煙者は反発できず、若い方も含め反応はいいようです。

 

むしろ、タバコのにおいのしなくなったサイゼリアはお客さんが増えるのではないでしょうか。

 

とはいえ、僕も最近、禁煙を始めたところで、これまでの何度かの失敗をへて、ようやく今回こそ年貢の納め時かと思っているところです。

 

禁煙法といっても、ひとそれぞれ効果のポイントが異なるので、僕の禁煙法が合うかどうかはわかりません。

 

僕がどうして、この方法をとったかも含めて書きますので参考になれば幸いです。

 

【禁煙法は他力型と自力型に分かれる】

 

僕は禁煙法は大きく二通りあると考えています。

 

一つは他力型、もう一つは自力型です。

 

もちろん、タバコを吸うか吸わないかを決めるのは、あなた自身なので、この二つに本質的な違いはないかもしれず、あくまで便宜的な区別です。

 

他力型は、通院禁煙とか何か道具(禁煙用の飴とかニコチン入りのシールを貼るとか)を使うものであり、自力型とはこうした直接的な道具を使わない方法です。

 

僕の感覚的な判断ですが、複数のことを同時に行うことを好む方は他力型が向いていて、逆に一つのことに集中する方を好む方は自力型が向いています。

 

例えば風呂屋に行って、いくつかの種類の風呂にまんべんなく入りたがる方は他力型であり、好みがはっきりしていて、他の風呂にも入るけれども、気に入った風呂は一つだけという方は自力型とも言えます。

 

 

【僕が自分を自力型と考える理由】

 

僕が自分を自力型と考える理由は明確なのですが、それは、他力型に比べると自力型の方が楽だからです。

 

これは意外に思われるかもしれませんが、これまで他力型で失敗した体験を考えてのことです。

 

道具を使っての禁煙が失敗したからというのではありません。禁煙期間中の苦しさが道具を使うことによってよりひどくなったからなのです。

 

以前、タバコにつける禁煙用のフィルターを買って実践しました。

 

これはうろ覚えですが、使用者の9割以上が禁煙に成功したというのが売りの商品で、一万円弱だったと思います。

 

一週間に5%~10%、フィルターを付けることでニコチンを段階的に減らしていきます。タバコの本数は抑える必要はなく、普通に吸っていてOKです。

 

僕はこのツールで予定通り一旦は禁煙に成功したのですが、3週間目あたりからニコチンの摂取量がかなり減ったために辛かったことを覚えています。

 

もちろん、この方法で禁煙できるのであれば問題ないです。

 

ただ、僕の場合は、むしろ何の道具も使わないほうが、むしろ楽なのです。

 

これは、よく言われることですが、タバコを吸いたいと思うのは2~3分だけという法則があるからかもしれません。

 

初めのころは特に強く吸いたいと思うのですが、それを抑えて自分のニコチン脳と戦い、それに打ち勝つ喜びのほうが僕にはずっとわかりやすいのです。

 

結局、脳がタバコを忘れることは絶対にないと思った方がいいです。

 

あのタバコを吸った時のドーパミンがどばっと噴出する快感を脳は忘れないので、禁煙に成功したあとでも、いつでも誘惑があるわけですから、辛い禁煙当初の段階から、タバコを吸いたいと思わせるニコチン脳と戦い、会話をしながらの方が実践で鍛えられるとも言えます。

【狡猾なニコチン脳】

 

禁煙に失敗するヤバイ時期は、もうタバコを吸わないと強い意志をキープしている時ではなく、禁煙に成功し、さしてタバコを吸いたいとも思わなくなったころです。

 

僕自身も、とても風光明媚な素晴らしい自然を前にした時、実に自然に美味しそうにタバコを吸っている方を見たときに、自分が小さなことにこだわる小さな人間に思えて(正確にはニコチン脳がそうささやいて)禁煙を破ってしまったことがあります。

 

よくご存じだと思いますが、禁煙は、たった一本の喫煙ですべてが台無しになります。

 

しかし、狡猾なニコチン脳は、その弱点を実にうまくついてきます。

 

「タバコは神様がくれた人生の大きな楽しみのひとつだよ。そんな世間の風潮に流されて、こんな楽しみを味わわないなんてバカバカしいよ。」

「一日5本までと決めればいいんじゃない?それならお金だってかからないし。」

「今日はめったにない飲み会だし、飲み会の間だけ吸ってもいいんじゃないの?」

 

ニコチン脳は、こんな感じで、あなたに寄り添ったふりをして巧妙に語りかけるのです。

 

このニコチン脳は、あなたであって、あなたでありません。

 

一度ニコチンの味を覚えたあなたの脳(ニコチン脳)がささやいているに過ぎないのです。

 

 

【ニコチン脳が何を話すかをツイッターでつぶやく】

 

こうしたニコチン脳がささやくことに僕は注目して、どうせなら専用のを作って、ニコチン脳がささやくことをつぶやいてやれと考えました。

 

またどうしてもタバコを吸いたい時は、ひと呼吸おくために、「タバコが吸いたい!」とツイートする習慣をつけるなどして、危険回避をはかるようにするのです。

 

僕のツイートを少し紹介します。

 

【禁煙とニコチン脳との会話を楽しむ】

 

最後に、僕が禁煙で工夫していることを書きます。

 

禁煙を開始する時間は、僕の場合は朝にしています。

 

僕の場合、起き抜けに強く吸いたくなるわけではないのと、夜に吸いたくても寝て起きれば一日達成しているので、楽なのです。

 

自分が一番吸いたくない時間帯を起点にすることがいいと思います。

 

それからストレスが強いと禁煙は失敗します。

 

これは、ドーパミンの噴出によってストレスが解消されたと錯覚が起こるためです。

 

このストレスによる誘惑は強いので、ストレスの原因を可能な限り排除したうえで禁煙を始めた方がいいと思います。

 

そして最後に、禁煙を楽しんでください。

 

僕も禁煙用のツイッターで書きましたが、禁煙こそ喫煙者にしか出来ない特権なのです。

 

喫煙の誘惑を乗り越えた達成感を一日一日、小刻みに味わい、それを毎朝、ツイートしましょう。

 

また、ニコチン脳はあなたであって、あなたではありません。

 

本当に、たかが煙草を吸わせるために、驚くほどの知恵を使ってくるのです。

 

それを楽しみながら、よく観察してみましょう。

 

それによって、自分を客観的にみることもできます。

 

またツイッターでは、いろんな方から応援の言葉をいただけたりするので、変な話ですが、ここで吸ってしまっては応援の言葉をくれた方々に申し訳ないという気持ちが起きて、歯止めになったりもするのです。

 

愛すべきニコチン脳とは、いずれにしてもずっと付き合っていくことにはなるので、楽しんだもの勝ちですよ。

 

万一、タバコを吸ってしまっても、自分を責めてはいけません。

 

これで、また禁煙ができると喜んでくださいね。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

20171128 by okkochaan

 

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