こんにちは、おっこちゃんです。

 

お笑い芸人のキングコング西野さんが絵本作家としても活躍していることを知りました。

 

そのキンコン西野さんが絵本を無料にしたことについて、炎上してましたので絵本にも興味がありましたし調べてみました。

 

僕は、お笑い芸人がすごく好きです。人を笑わせて幸せな気持ちにさせるというのは、ものすごく人間的な行為だと思っているし、ネタを考えたり演じたりすることもかなりのストレスとパワーを使うだろうなといつも思っています。

 

つまり、お笑い芸人になるには、才能がありすぎるということはないので、芥川賞をとった、又吉さんに続いて絵本作家になる方まで出てきたのはすばらしいことだと思います。

 

僕は、特に子供がすきだとか思ったことがありません。

 

それは、多分、自分が子供だからというのが最大の理由だと思います。

 

多くの方が間違った認識をしていると常々思っているのは、子供を犬や猫のごとく好きとか嫌いとかで分類することですが、子供は一人一人まったく違う人格を持っていて共通項で括ることはそれほど簡単ではありません。

 

あえて言えば、ボキャブラりーが少ないとか経験値が少ないとかですが、これは大人であっても同じです。

 

ただコピーライティングで言うところの、「子供でもわかるように書く」という意味は、大まかに言えば、平易なこなれた言葉を使って表現するようにするという意味です。

 

ところで、絵本とはなんでしょうか?

 

それは言葉と同時に絵でもって視覚的にうったえるものを加えた本のことではないでしょうか。

 

子供も読めるように、難しい漢字は使わず、ひらがなを多く使っています。

 

しかし、絵本を作ることについては、僕はフィクションを書く上では、もっとも難しいのではないかと考えます。

 

知識や情報を伝えたりする場合に難しいのは、その分野の知識や経験が重要なので伝え方の文章力ではありません。

 

でも絵本の場合は、第一に話が面白くなければなりません。これが第一で、かつ、すべてであると思っています。

さて、前置きが長くなりましたが、キンコン西野さんが、『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開しますとのことだったので、僕も拝読させていただきました。

 

無料で読める絵本は以下で公開されていますので、まずは是非ご覧下さい。

 

 

大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)

http://spotlight-media.jp/article/370505056378315909

 

 

絵本の内容については、それぞれの受け取りだと思うのでコメントしませんが、絵本の絵については、その精緻で美しい描画に驚かれるのではないかと思います。

 

これには、33人ぐらいのクリエイターが関わっていて、その4年以上の作業で出来たものを無料で公開することに批判があり、炎上しているようです。

 

キンコン西野さんは、もともともっと安く販売したかったようですが、特殊な絵の具を使っているために2000円というのがギリギリの価格であったと言っています。

 

しかし、2000円という金額は子供にとっては、安くないので、1万人に高く買ってもらうよりは10万人に安く読んで欲しいとおっしゃっています。

 

ですが、無料公開することにより、かえって売り上げがあがり、アマゾンで1位となりました。

 

その理由について、「人は確認作業で動く」という心理があると指摘しているので、これは勝算があっての判断だと僕は思います。

 

確認作業でなくても、この美しい絵本なら欲しいと思うし、プレゼントとしてもいいと思います。

 

よく大人が読んでも面白いという言い方をしますが、正確には、「大人が面白くなければ、子供が面白いはずがない」です。

 

キンコン西野さんの『えんとつ町のプペル』については、よりよい絵本を書いて欲しいために、言いたいこともあるのですが、それはまた別に書こうと思います。

 

まずは偏見なく是非お読みください。