こんにちは、おっこちゃんです。
またまた稲田大臣がやってしまいましたね。
そして稲田大臣を罷免せずにまたしてもかばう安倍首相は、なにか特別な関係とか理由とかあるのでしょうか。
自民党の下村博文幹事長代行との強いパイプ、自衛隊・防衛省とも連携のある候補だ。ぜひ二期目の当選、本当に大変だから、お願いしたい。このように防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いをしたいと、このように思っているところだ。-東京都板橋区で行われた自民党の都議選候補の集会でした演説 東京新聞-
当然ながら、稲田大臣を即刻罷免せよとの声は、野党のみにとどまらず与党からも批判がありました。
それに対し安倍首相は同じく都議選の自民党候補の集会でお詫びをしたようです。
安倍首相(自民党総裁)は28日夜、東京都台東区で開かれた都議選の自民党候補の集会で、稲田防衛相が都議選の応援演説で「自衛隊としてもお願いしたい」と発言したことなどを念頭に、「厳しいおしかりをいただいており、党総裁としておわび申し上げたい」と陳謝した。-読売新聞-
注意すべきなのは、党総裁としてのお詫びであって、内閣総理大臣としてのお詫びではないことです。また、読売が真っ先に報じたのも何かあるのでしょうか。
それにしても、不思議でならないのは、どうして安倍首相はこれほど顔に泥を塗られるような失態の連続があるのに、稲田大臣をかばうのかという点です。
僕は、例え位の高い政治家であっても人間である以上、失敗はあるし、場合によっては許す度量だって大事だと思っています。
そもそも100%の聖人君子をいだくことまで国民は求めていないだろうと思います。
価値観の違いかもしれませんが、笑い話になるような失敗であれば、人間味があるとみられることが多いと思います。
それが、安倍首相もそうですが、野党の批判を恐れているためかわかりませんが、常に100%を狙っているように見えます。
ここに、大きな間違いがあるように思っています。
100%にはなれないから、近くにサポートする人々がいていいわけで、それが単なる忖度マシンであれば、むしろAIのロボットのほうが忖度しないぶんマシというものです。
本当に、将棋の藤井さんをみても思ったのですが、国会議員は半数に減らして、法案をつくるのはAIに任せた方が、よっぽどマシではないかとか思います。
不完全な人間が100%をやろうとすると、今の安倍首相のように、最後は自己矛盾のドツボにはまり、勝手に崩壊しかねない状況となるわけです。
自民党の議員からは、背後の見方から撃たれたようなものだという声があがっており、安倍総裁としては、詫びざるを得なかったのでしょう。
それにしても、稲田大臣を罷免しない理由はなんでしょうか?
今年3月の森友学園との関与を否認し、のちに関与がばれた(本人は忘れたと言っていた)こと、教育勅語を礼賛する発言、南スーダンPKOの日報隠ぺい問題、また国会答弁もろくにできないし、あまつさえ泣き出したりするなど言語道断で、これだけでレッドカードなのに、なぜでしょう?
かりに3月までをイエローカードとしても、今度こそレッドカードではないでしょうか。
・ 内閣改造を予定しているから?(であれば事態を軽視しすぎていて、総理の危機管理能力に疑問ありです)
・ 加計問題で頭がいっぱいで余裕がない。
・ 都議選の様子を見てからにしたい。
・ 日本会議を中心とする思想的一体感のようなもの、簡単にいうと同志としての思い
まあ、この辺は、僕にはよくわかりません。
しかし、しばらくの間、まさかとは思っていましたが、安倍首相は人事も政策もすべて友達とか自分に心地よい発言をする人を優先しているように見えてなりません。
僕は、仇敵とも笑いながら楽しく雑談できるぐらいの度量があればと思いますが、ないものねだりしても仕方がないですね。
僕の亡くなった母親によく言われたことを思いだします。
「あてにならない人をあてにするな」
そのくせ、母親は、結果的には、あてにならない人を頼るしかなかったのが、かわいそうで、思いだすと僕は自分が何故できなかったのかと申し訳ない気持ちになるのです。
話がそれましたが、特に今の安倍政権とか稲田大臣とかに申し上げたいのは、事態がまずくなったら逃げたり、ごまかしたり、だんまりを決め込んだりを極力なさらないで欲しいという事です。
そして、前言を撤回したり、全く違うことを言いだしたり、これは笑いをとろうとしている場合以外はNGです。
野党もまた国民ではありますが、こうしたふるまいを国民はよく見ています。
だから、このままでは、支持率はさらに下がるのではないでしょうか。
20170628 by okkochaan
今まで連日国会の報道欠かさず
見てきて安部総理と稲田は個人的な関係が絶対あるとしか思えなくなりました。大した利口な女でもなく何度国会を混乱する様な事しても頑なに庇い続けた
のには、絶対おかしい⁉
林さん、コメントありがとうございます。
そうですね。稲田さんについては、何かカードがあるのかと思っていましたが、それもなく日本会議とか自分が政治の世界に引き込んだとかで庇ったのだと思います。
しかし、あんな人を上に持った組織や国民はたまったものではないですね。
どこまでも反省はせず、政治生命が終わっても憲法改正はするとか、わけのわからないことを言ってますね。