クローン犬 性格

クローンについては、だいぶ前からいろんなジャンルで取り上げられてきました。

 

 

今朝のニュースで韓国のクローン犬ビジネスについて取り上げていますが、
これを読むと、クローン技術については限りなく完成に近づいているということがわかります。

 

 

しかし人間の一卵性双生児をみればわかるように、
遺伝子情報が同じでも生み出されたクローン犬と元の犬とは
性格は全く別物であることもわかっています。

 

 

肉体的な構造とか五感の能力などDNAが規定することについては共通していても、
愛犬とは別な犬なのです。

 

 

クローンについては、嫌悪感を持つ人も多く
倫理的な問題にもなりがちです。

 

 

ただ、クローンというものが、様々な想像を刺激することは確かです。

スポンサーリンク

 

ざっくりと韓国のクローン犬ビジネスについて

現在ビジネス的にも最先端をいっている韓国のクローン犬ビジネスですが、
ニュース記事をざっくりとまとめると以下のようなことになります。

 

 

クローン犬の作り方

亡くなった犬の細胞を保存し、
代理母には大型でおとなしい性格の犬を使う。

 

代理母の身体的な負担が大きいので、
その母からクローン犬を産ませるのは一回だけ。

 

代理母の卵にある遺伝情報がある核を取り除き、
変わりにクローンをつくる犬の遺伝情報の核をインプット。

 

出産は自然分娩はできず帝王切開となる。

 

費用と依頼主

北アメリカのお客が50%、その他はドバイなど様々。

 

費用は1000万円、必ずしもお金もちばかりではなく、
車を売ったりして依頼する方もいる。

 

クローン犬を広めて価格を下げたい。
(すでに1300匹の実績がある)

 

クローンとは新しいものか

生物の進化の長い歴史を考えると、
クローンではありませんが、
人間は動物や植物に対して品種改良を重ねてきました。

 

その意味では、異種を掛け合わせて品種改良をするのと、
オペによって遺伝情報の核を入れ替えることに、
どれだけ違いがあるのかとも思います。

 

つまり、技術的には大きな進歩ですが、
目的についての意思は変わらないと言えると思います。

 

もしローン技術を否定するならば、
もともと園芸用に作られたキャベツが今の状態に改良されたこととか、
種としての犬はひとつなのに、
あれだけ多様な品種が生まれたのかも否定するしかありません。

 

 

生物界の頂点に立つ人間と忖度する生物

生物はそれぞれ生存したり子孫を残したりするために、
実に多様な努力をしています。

 

これを人間を中心とした視点で、
うがった見方をすると、
以下の可能性は否定できない気がします。

 

あくまでうがった仮説です。

 

・雑草に美しい花が咲くのは、人間によって刈られることを防ぐためではないか。

・犬や猫が人間と共存して長い時間がたっているが、
犬や猫は人間とうまくやっていくために性格も含めた変化をしてきたのではないか。

 

上記は妄想かもしれません。

 

筒井康隆氏の小説に、この発想から書かれたものがありました。

 

人間の強い情念がモチベーションになっている

ペットを飼ったことがある方には、
ペットの死の痛みはよくわかると思います。

 

僕も中学生の時ですが、
自分のミスで手乗りインコを死なせてしまったために、
3日ほど何も食べられないことがありました。

 

ペットが本当になつくのは孤独な人間です。

 

それが突然、年齢とか病気とか事故とかで
失われてしまうペットロスの状態を救うのは
時間か代替物でしかありません。

 

代替物であれば、
できるだけ死んだペットと似たものを求めるのは自然な感情です。

 

こうした人間の強い情念がクローンを求める人のモチベーションになっていると思います。

 

人間のどうしようもない情念を描いた手塚治虫

手塚治虫さんの漫画のベースが
ヒューマニズムとおっしゃる方は多いですが、
僕は、そうではなく、
人間のこうした強い情念ではないかと思っています。

 

鉄腕アトムが誕生した背景は、
愛する息子のトビオを交通事故で失った天馬博士が
トビオを生き返らせようとロボットを創ったことにあります。

 

それがアトムですが、
アトムは姿かたちはトビオに似ていても、
所詮はロボットでトビオとは違います。

 

絶望した天馬博士はアトムを追い出して、
それを拾ったのがお茶の水博士となっています。

 

これと似たような情念の動きは火の鳥などに顕著に現れています。

 

そう考えると、クローン犬ビジネスは
人間の根源的な欲求に合致したビジネスと言えると思います。

 

ビジネス上の規制は必要

クローン技術は、人間にも使えることは間違いないと思われます。

 

ただし、これについては、当然ですが、厳しく規制されています。

 

悪用する業者が生まれないことを願っています。

 

参考記事:

死んだ愛犬を再生 韓国のクローン犬ビジネス(MBSニュース) – Yahoo!ニュース

 

20181106 by okkochaan