このごろ僕は、これほど納豆に期待していいのかと、ときどき自問することもあります。
しかし、僕の知る限りにおいて、総合力で納豆以上の食品が考えられません。
他で書いた通り、僕が納豆を毎日食べるようになったのは、納豆を毎朝食べ始めてから2週間ほどで、左腕のしびれが消えたことに感動したからです。
しびれが消えたのは、明らかに血流がよくなったからで、これは血液検査や血圧、脂質検査などで確認もできました。
これほどの短期間で、しかも、これほど単純で、しかも費用もかからない食べ物はないだろうと思い、それから事あるごとに人にも食べ方を含め勧めています。
たまたま納豆をお勧めする方に女性が多く、女性といえば、健康はもちろんですが、美容とかダイエットとかに興味があり、そのためには費用も労力も惜しまず努力している方が多いです。
美容とかダイエットと言うジャンルがいかに女性たちの熱い期待をもってみられているかについては、言うまでもありません。
単純に広告・宣伝の多さを見るだけでも、その市場の大きさがわかるというものです。
ただ僕は、そうした広告を見るたびに、美容・ダイエットに関しての悩みのほとんどが納豆で解決してしまう気がしてなりません。
しかし、納豆がひとつの大きな解決の糸口になることが本当だとすると、なぜこれほど手を変え品を変えて美容やダイエット関連の商品が生まれ、売れていくのか不思議に思うのではないでしょうか。
僕は、これはかつての日本の郵便貯金と他の海外のものを含めた金融商品との関係に似ていると思っています。
かつて郵便局は日本人の貯蓄のほとんどのお金を預かっているだけでなく、金融商品の利率をみても、他の金融機関が全く太刀打ちできないレベルでした。
経済大国の日本のお金をなんとか欲しい海外の金融機関にとって、郵便局ほど邪魔な存在はなかったのです。
たとえば、僕もやっていましたが、学資保険という金融商品がありました。
詳しい利率は覚えていませんが、かなり良かった記憶があります。
しかもリスクはゼロです。
郵便局のサービスも良かったと思います。毎月、お金をあずかる為に各家庭を訪問する職員のかたが多数働いていたのです。
お金の動きとしては、グローバルな見地からすると日本と言うのは非常に閉じられた入りにくい国でした。海外の金融としては郵政民営化とは、市場を解放し、この巨大な郵便貯金のお金を得たいということでした。
ですが、多くの日本人はリスク商品を嫌い、貯蓄型を好む傾向があります。しかも郵便局の利回りは良かったわけです。
僕は、公平にみて一庶民としては、昔の郵便局のほうがずっと良かった思っています。その後の経緯を考えても、あまり幸せになったという気がしません。
おばあちゃんが、遠くに住んでいる息子のために、まさに10円、100円単位で気軽に郵便局に預けて、預金通帳に記録して、そのおばあちゃんが亡くなったあとにその記録を見た息子が涙がとまらなかったという美談も記憶しています。
ながながと例を出しましたが、僕は、この郵便局と海外の金融機関との関係が、納豆と他の美容・ダイエット商品の関係に非常に似ていると思っているのです。
つまり、まともに勝負すれば、かつての郵便局と海外の金融機関との戦いのように、納豆が一人勝ちすることがあきらかな点が似ているのです。
その上、納豆菌は、腸内の無数の菌類を統率するというすぐれた能力をもっています。
人間の腸には、善玉菌20%、日和見菌70%、悪玉菌10%の割合で存在しています。これは僕にはうなるほどの黄金比率に思えます。
おそらく、悪玉菌と言われるものであっても、人間にとって必要なので存在しているのだと思います。無菌がやたらと礼賛されていますが、そうした無菌状態でしか生きていなかった場合、通常の環境は、まさにばい菌だらけのすぐに病気にかかってしまう状態となります。
日和見菌もまたうなるほどナイスなネーミングなんですが、日和見菌は善玉菌が強ければ善玉菌に変わり、悪玉菌が強くなると、悪玉菌に変わるのです。
納豆菌は、こうした複雑な腸内菌の社会を、あたかも非常にすぐれかつ強い政治家として統率しているようなものなのです。
納豆がいかに優れているか、僕の納豆への思いはこんな形でしか伝えられません。
納豆の美容効果とダイエット効果
納豆の美容効果とダイエット効果については、ググればしっかりした解説が納豆製造者がわからもでていますし、女性の意識調査についてのアンケート結果などもあります。
僕があえて同じことを書く必要はないので、ここでは効果を列記するだけにとどめます。
・ 血糖値の上昇を抑える
・ 肌の新陳代謝を高める
・ 肌の水分増加
・ コレステロールを低下させる
・ 大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た作用がある
・ 肌のハリ、髪のつや、薄毛・抜け毛防止・白髪防止、がんせい疲労改善、血流改善、骨粗しょう症予防
細胞の生まれ変わりを助け、透明感のあるお肌へ生まれ変わるお手伝いをし、しわを浅くする
参考と引用: おかめ「納豆サイエンスラボ」
結論とダメ押しのお勧め
始めに書きました通り、僕は、納豆を2週間食べることで、左腕のしびれが完全になくなり、血圧、血糖値、脂質の量の大幅な改善が出来ました。
毎月通っている病院の先生は、僕が運動や食事制限(糖分、塩分の摂取をしないことと、揚げ物などを食べないこと)を頑張ったと考えてくれました。
しかし、僕はどう考えても、生活はこれまでどおりだったし、変わったことと言えば、毎朝納豆を1パック、2週間食べ続けただけだったのです。
納豆は、本当に並みの食品とはまったく別ものです。
このところの物価高で少し値段があがってしまいましたが、それでも他の食品とくらべると安いと思います。
なお、良くかきまぜて、ナットウキナーゼをしっかり摂ることが大事ですし、そのためには、たれは後から入れることがものすごく重要です。
さらに、毎日1パックを継続すること、食べたり食べなかったりとかしないで習慣にすることも同じように大事です。
そのあたりのことは、別にかいてますので、よかったらお読みになってください。
ながながと書きましたが、納豆だけは別ものという僕の信念は強く、とにかく2週間、正しい食べ方で、継続してみてくれと僕はお願いするだけです。
ぜひぜひ試してみてください。
食べ方は、下記をお読みください。
僕の体験は以下で書いています。
20220822 by okkochaan