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パチンコの勝ち組になる人はどんな立ち回りをするのか、気になるところですよね。僕自身もいまだに試行錯誤を繰り返しているので、こうすれば勝てると自信をもって言えることはなさそうです。

 

というのは、ある立ち回り方法でしばらくの間、勝ち続けることはあるのですが、その方法はどこかで破綻するからです。

 

なぜそうなるのか?もしかすると当初の立ち回りが知らないうちに変化してしまっているのかもしれないと思っています。その日その日でちょこちょこ対応を変えるようでは、まず勝てないでしょうし、勝っても負けてもすべては偶然ということになってしまうから全く意味がないと考えてはいるのですが。

 

こんなことを何となく考えて週二回、収支はプラスであるにせよ、もっと別のことにこの時間使った方がいいよなーとか思いながらパチンコを打ち続けております。

 

ところが、今年は僕のこうしたパチンコの常識をくつがえす事件がありました。

 

それは海外で生活している息子が1カ月ぐらい帰国し、パチンコであり得ない勝率で勝ったのを目の当たりにしたことです。

 

「なんでそんなにいつも勝てるんだ?」と僕。

 

「ラッキーなだけだよ」と彼。

 

そうか、ラッキーで勝てているのかと、僕はラッキーマンという漫画があったことを思い出し、ラッキーを味方につければ確かに無敵だし、どんな手法もかなわないと思ったのでした。

 

つまりパチンコで勝ち組になる立ち回りの方法は、ラッキーを味方につければいいんだ!えっ?でもこんなの答えになってないこともわかりながらも、なぜ勝てるか説明がつかないので、そう思うしかないのでした。

 

では、どうやってラッキーを引き寄せるのか?幸運の女神が彼に微笑んでいるのは間違いないのですが、なにかしらの理由があるはずです。彼自身は、意識的にラッキーを引き寄せているのでは絶対にありません。なぜ勝てるのか、彼自身、全くわかっておらず、単に運がいいだけだと思っているのですから。

 

以下は、僕なりに考えた勝因になりますが、おそらく、これを読んだからといって参考にならないだろうし、彼と同じように勝てないだろうと思います。ただ、何かパチンコで勝ち組になるためのヒントが隠されているはずなので、彼のパチンコの立ち回りを書いてみようと思います。

 

彼のプロフィールから書きますね。

 

30代半ば、独身、東南アジアのいろんな国を渡り歩いて仕事をしています。独立してビジネスをしているのではなく、日本のサラリーマンです。

 

パチンコ歴は通算で10年程度。ただし普段はパチンコのない国にいるのでパチンコを打つのは帰国した時だけとなります。

 

パチンコの理論も釘読みも知らないし、興味もなさそうです。

 

金持ちではありませんが、独身で気ままに生活しているので、経済的には余裕があります。(海外ではほとんどお金を使わないためお金はたまっていくだけ)

 

何かを買う時に、高いものほどいいものだと信じている。

 

性格は明るく友達も多い。

 

あまりものを考えないし、ものを知りません。(例えば菅首相になったときに、菅直人さんと勘違いしていました)

 

彼のパチンコで勝ち組になるための立ち回り方法

 

彼の基本的な打ち方は、わらしべ長者型とでもいう方法です。

 

1.デジパチで勝って資金を作る(3000玉ほどを確保する。初めの台がでないか、でても単発で終わるなどで状況がイマイチの場合は台移動する)

2.ミドルスペック台に移り、そこで当てる

1.2.ともに連荘が終わったら即やめる(無駄玉は一発も打たない)

時間も資金も余裕がある時にしか打たない。(下手な勝負をして負けて運を落とすことを恐れている)

 

なお、彼はお店がすいている状況を好んでいて、一列に2~3人ぐらいしか打っている人がおらず、いろんな台を選べる状況を好んでいます。

 

機種についての知識はないので、機種で選ぶことはありません。

 

打つのを明らかに避けている台は、当たりすぎている台およびはまりすぎている台です。

 

狙いは、ちょっと粘ってあきらめた程度の台で、あまり当たっていない台のようです。これはデジパチでもミドルスペック台でも同じです。

 

彼の今回の日本滞在の間の勝率は、8割程度だったと思います。これはもちろん驚異的な勝率ですが、初あたりが早く初期投資が少ないこと、デジパチでつまずいたら深追いしないで店を離れる点も特徴的でした。

 

またデジパチで資金を作れたとしても、ミドルスペックで当てるのは難しいと思われますが、そこでも比較的早く大当たりをゲットしていました。

 

結果、負けるときは少額であり、勝つときは大きく勝てるので、収支はプラスになったわけです。

 

日本に来て4万円だけ円にして、そこで稼いでホテル代も出したし、海外で知り合った日本人の友達数人と同窓会?をしたときに、全員にパチンコ代をおごったらしいです。

 

彼は、帰国すると家に来る前にまずパチンコ屋に寄るほどパチンコが好きですが、決して依存症のような状態ではなく、余裕がある時にしか打ちませんでした。

 

形勢不利な時にはあっさり引きますが、気持ちのうえでは、出るまでやめないというスタンスをもって打っていました。

 

もしかすると、この矛盾した気持ちを同時に持ちながらブレずに打てることが勝ち組の立ち回りなのかもしれないと思っています。

 

 

おまけ(運を引き寄せる行動)

 

ひとつ思い出したことを追記しておきます。

 

それは、彼が、おそらく無意識にとっていたパチンコ屋での行動が幸運を引き寄せていたのではないかということです。

 

たとえば、景品交換所に行くとき、店員の方にかならず感謝の言葉を言いますし、それは、特殊景品交換所で相手が見えない時もそうでした。

 

こうして、必ず「ありがとうございます」と言っている人はあまりいないんじゃないかと思います。

 

品性卑しからず、ということは、ふだん何気に考えている以上に重要なことではないでしょうか。

 

パチンコの神様は、こうした人に微笑むというのも納得です。

 

パチンコの立ち回りというと、ハイエナ狙いだとか、カニ歩きしたほうがいいとか、やめ時はどうやって判断するかとかが話題になりがちですが、最高の立ち回りとは、パチンコの神様に好かれるような行動をすることではないかと思っています。

 

20221018 by okkochaan