最近、思うのですが、デジパチって勝てないですよね。
だれしも、台のスペックはどれを選ぶのが良いのか考えたことがあると思いますが、あえて勝ちやすいスペックとかがあるとすれば、どんな状況なのかについて考えてみました。
パチンコスペックとは、台の仕様のことなので、出玉の数なども含まれますが、通常は、当たりの確率を指す場合が多いです。
つまり当たりの確率が100分の1程度のロースペックを打つべきか、
200分の1程度のライトスペックがいいのか、
300分の1のハイスペックが良いのかという点です。
これを、僕の基本方針である1円パチンコでせこく勝つという目的に照らしてみると、一見、ロースペック1択かのように思えます。
原資をできるだけ抑えるという意味では、正しいかもしれないですが、最近ちょっと考えが変わりました。
そもそも、パチンコのスペックには、嘘とは言わないまでも、客側の錯覚があるように思います。
最近の僕は、あることをきっかけに、最近はハイスペック台を打つ方向にシフトしつつあります。
また毎日お店に行く貯蓄積立型から、週にせいぜい2回しか行かない勝負型にシフトしていますが、今のところ予想以上に良い結果を出しています。
最近のパチンコ事情
このところ、僕が主に打っていた99分の1のスペックの海物語で勝てない日が続きました。
僕のセオリー通りに打ち、当たりが来るはずなのに、一向にこないのです。
台の回転は決して下がっているとは思えないのですが、なぜか当たりが来ません。
もちろん、偶然だと思います。
しかし、気がつくと、デジパチなのに、300回はおろか、500回、600回と、この台は自分がデジパチだってことを忘れたんじゃないかと思うほどです。
遠隔?という疑念さえよぎりましたが、まさか1円パチンコのデジパチで店側が遠隔操作をすることに何のメリットもないと思いました。
しかし、そのデジパチが出ないので、やけくそで打った300分の1ぐらいのスペックのリングで、いとも簡単に当たりがきました。
こんな日が、なんと3日も続いたのです。
これは偶然だろうか?
僕は、もう一度、基本的な戦略の見直しをすることにしました。
見直しといっても、根本的な見直しではありません。
今まで僕がとっていた戦略の基本部分は残しながら、現在の状況を再分析してみたのです。
そして、改めて、客の動きを観察してみて、次のことに気づきました。
4円パチンコ:
フルスペックの稼働率はせいぜい3割程度。デジパチでも5割ぐらい。
1円パチンコ:
ロースペックは120%ぐらいの稼働率で、老人ばかり。
ライトスペックは、60~70%ぐらいの稼働率。
ハイスペックは、40~50%ぐらいの稼働率。
もちろん時間帯や土日とかの状況で変化しますが、大雑把な傾向は上記のようになります。
パチンコは心理戦というセオリーに改めて気づく
あらためて僕は以前自分で書いた【1円パチンコ必勝法】を読み返してみました。
それによると、重要なことは、店選び>島の稼働率と書いてあります。
自分で言うのもなんですが、僕は自分で書いたこともすぐに忘れてしまいます。
(・_・D フムフムと感心しながら読んでいて、誰が書いたんだろうと思ったら自分だったということも珍しくありません。
結局、どうして1円パチンコのそれもロースペックに人が集まるのか考えてみると、それは、確率が高いから当たりやすいだろうという心理、負けたくないとかお金を減らしたくないとかいう恐怖心に基づいていることがわかります。
特に老人の年金を使ったりとか少ないお小遣いでパチンコをしている方を見ると気の毒になったりしますが、僕はパチンコは遊びではあるけれどもお金がかかっているので、負けることの方が多いので、やめた方がいいのではといつも思います。
それでも、99分の1の海物語に老人たちは群がります。
当たりやすいことを信じ、負けにくいとなんとなく思って、打つのです。
これは、パチンカーとしては、非常に弱気な姿勢でもありますが、99分の1は当たりやすいから、たくさん遊べるはずだという錯覚でもあります。
こうした客の動きを店側は完全に把握していることは間違いありません。
そこで、店側に立って、稼働率を見て考えてみましょう。
1円パチンコ:
ロースペックは120%ぐらいの稼働率で、老人ばかり。
ライトスペックは、60~70%ぐらいの稼働率。
ハイスペックは、40~50%ぐらいの稼働率。
稼働率120%とは、空き台はゼロで、台が空けばすぐに誰かが座るという状態です。
ここは、多少釘をしめたり、傾斜をつかって回転数を落としたりしても問題ないと考えるのが当然ではないでしょうか。
また僕が回転数は落ちていないと思っていても、一日のなかで、いつでも良く回るかどうかまでは検証していません。
だいたい、打ち始めは回転数を意識しますが、途中からは、ある程度回っていれば、初めの計測を信じて打ち続けるのが普通ではないでしょうか。
なので、玉の回転数にバラツキがあれば、店側が傾斜を使った操作をしている可能性はあります。
このことから、デジパチを打つのは、稼働率7割から8割をベストとするという自分自身のセオリーに反していたことがわかります。
つまり、僕は、60%~70%の稼働率であるライトスペック台を打つべきだし、状況によってはハイスペック台を打つべきだったのです。
出玉がしょぼいデジパチは打つべきではない?
そもそも99分の1のデジパチはいつごろ出たのでしょうか。
僕の記憶では、20年以上前なのですが、まだ1円パチンコがない時代だったので、僕はデジパチにシフトしたことを覚えています。
その結果どうなったかというと、ジリ貧になり、勝ったという感覚を得ることはできませんでした。
パチンコの収支が一気に悪くなったことを覚えています。
それでも、無自覚にデジパチを打つのは、少ない負けですませたい勝ちはちょっとでもいいという弱い気持ちがあるからです。
デジパチは当初から遊ばせてお金だけを使ってもらうという意図が見え透いたスペックの台と言えます。
それに対し、ライトスペック以上の台では、1万玉、2万玉が一気にでることも珍しくありません。
仮に負けたとしても、ライトスペック以上で打った時はまだ納得感があるのですが、デジパチで大きく負けると、すごく無駄で馬鹿な投資をした気分になります。
精神衛生のためにも、これからはデジパチは打たないようにしようと思っています。
最後に
誤解があるといけないので、念のためですが、僕はデジパチは勝てないと言っているのではありません。
ただ、現状の台の稼働率を考えると、入れ食い状態であるため初めから不利な勝負になりやすいこと、当たっても多くの出玉が期待できないことから、ジリ貧になりやすいと考えています。
本当に遊びでちょっとだけやることが目的であれば、いいと思います。
ただ、考えてみると、あのスペックの確率が本当に信頼できるのかと時々思うことはあります。
最近、自分がデジパチだということを忘れてしまった台が増えているのです。
その結果、回収が難しいぐらいお金を使ってしまうことは、とても馬鹿馬鹿しいことと思っています。
20180911 by okkochaan