
ストレスを感じての悩みは相変わらず多いように思います。
またストレスの原因の多くは人間関係による場合が多いともいわれています。
僕も、人に何か嫌なことを言われたり、思うようにことが進まなかったりお金がなくて悩んだりパチンコに負けて自己嫌悪に陥ったりと、人並みに悩んだりしていますし、ストレスもあります。
一方で、ストレスには主観的な面も強く、ある人にとってストレスであっても、他の人にとっては何でもないということは普通にあります。
そこで、ここでは、ストレスを感じない生き方をするために僕がふだん心掛けていることについて書きます。
結論から言えば、発想と行動を変えることでストレスはかなり軽くなります。
ストレスを感じるのは真面目な良い人
僕は、理屈ぬきでストレスを感じる人が好きです。
なぜなら、ストレスを感じる人は、まず例外なくまじめないい人だからです。
ちょっと論理的に矛盾しているようですが、だからこそまじめないい人に幸せになってほしいという気持ちがあります。
これは金持ち父さん貧乏父さんの比較とも共通しているのではないでしょうか。
貧乏父さんはストレスも感じやすいに違いありません。
できれば、一人でも二人でもストレスを感じない金持ち父さんの道を選んでほしいし、僕自身そうありたいし、それによって幸せで豊かな人生を過ごせればと思っているのです。
まずは、このストレスを感じるのは真面目ないい人であるということを、しっかりとインプットしてください。
ここから解決の道も開けるからです。
必要なのはセルフリスペクト
最近セルフリスペクトという言葉もよく聞くようになりましたが、この言葉はイマイチ正確に理解されていないように思います。
解説を読んでみても、わかったようなわからないような気持になるのではないでしょうか。
self respectは自尊心と翻訳されることもあります。間違いではありませんが、誤解をまねきやすい翻訳でもあります。
僕は単純に、「自分という人間を尊重すること」「自分を自分に認めてあげること」と解しています。
子供が間違ったことをして注意しても、人格そのものはしっかり認めることと同じように、自分を欠点をすべて含んだうえで、人間として認めるということです。
そのためには、自分をいったん他人としてみてみる視点が重要だと思っています。
悩みやストレス、満員電車を我慢していること、人間関係でのモヤモヤだとか、とにかくトラブルや悩みは生きている限りつきることはありません。
しかし、それでも誰かのために一生懸命生きているのは、たとえそれが自分自身のためだけであったとしても、自分という人間を他人として離れてみてみると、とてもいじらしいものを感じませんか。
はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る
これは、石川啄木の『一握の砂』にある有名な詩です。
この詩の秀逸さは、ぢっと手を見るという表現に凝縮されているように思いますが、この手を見る行為を通して自分を思う気持ちがセルフリスペクトではないでしょうか。
自分を「よくやってきたなあ」と思いほめてあげるというセルフリスペクトを通して、煩瑣な日常生活で生じる様々なストレスの多くは解消されると僕は考えています。
まずは、自分を大事にすることで始めて他人も大事にできるという当たり前の事実を強く認識することがセルフリスペクトの本当の意味なのです。
そしてセルフリスペクトは、ストレスに対して強力なガードを張ってくれるのです。
行動の順番を他人を気にすることではなく、自分を気にすることにシフトすることが重要だと思います。
天才的にストレスがない状態をつくる方法
最後に天才的にストレスがない状態をつくる方法を紹介します。
「鈍感力」という言葉が注目されたことがありますが、神経も太くささいなことは気にしないどころか感じもしなければ、ストレスが生まれないという考え方です。
鈍感力は意識的に鍛えることも可能です。
意識的に鈍感になる習慣を続けることで、その鈍感が当たり前になり性格に変化していきます。
ここでは、僕が面白いと思っているバカヂカラの動画を紹介します。
テーマはイジメなのですが、イジメをストレスと置き換えてごらんください。
ここまで徹底できれば、ストレスがあっても楽しみながら生きることができるのではないでしょうか。
いかがでしょうか。
もう、あなたは必要以上に他人の眼を気にしてはいけません。
今日からセルフリスペクトを始め、そこからのストレス軽減をぜひ目指してください。
お読みいただき、ありがとうございました。
20200209 by okkochaan