こんにちは、おっこちゃんです。

 

あの豊田議員の暴言と暴力はまったく言語道断な話で、テレビでもさんざん聞かされたので、またたく間に有名になってしまいましたね。

 

もっとも、僕は、スター性ということでは、野々村竜太郎氏より数段おちると評価しています。

 

野々村竜太郎が天才だとすれば、豊田真由子様はいいとこ中程度の秀才でしょう。

 

野々村さんには、本人が意図していなかったにせよ、文句なしで笑いを爆発させる圧倒的な力がありましたが、豊田真由子様にはそれがありません。

 

 

似たような被害にあっていませんか?

 

 

この事件を労働問題やハラスメントとして見たときに、この事件のように暴力を受けることは稀だとしても、精神的な虐待(ハラスメント)を仕事上で受けている方は、意外と多いのではないかと思います。

 

電通事件で明るみにでた残業もそうですが、雇われの身であるために、言いたいことも言えず我慢している人のために、この事件を被害者側から見ての意見と考えられる対処法を提案したいと思います。

 

とはいえ、具体的に書かないと現実感がありません。

 

今回の被害者である55歳の男性秘書の方がどのような経歴なのか知りませんが、豊田真由子様側に一切の弁解が出来ないように僕は思っているし、病気であるとか本当は優しい人だとか、仮にそうであったとしても、受けた側からすれば全く関係ない話だと思っています。

 

なぜなら、それを言ってしまえば、高速道路を逆走したとか、道を間違えたとか、はては、支持者への手紙の宛先を間違えたとかいったことにだって、理由があるはずだと考えるからです。

 

 

 

僕自身の似たような体験

 

 

具体的には書きませんが、実は僕自身にも似たような体験があります。

 

そして、その時、僕は何も言えず、また何もできませんでした。今回、豊田議員のもとを黙って去って行った多くの方と同様に、訴えることもせず(というか考えもせず)、その人から離れました。

 

その時、どのような思考があったかといえば、まず必ずしも相手を非難していませんでした。つまり、僕も悪いところがあると考えたのです。

 

それは正しい面があったと思いますが、それを引いて考えても、あまりにも感情的かつ独善的な、あたかも奴隷にものを言っているような態度であったことは共通しています。

 

それは、あたかもヘビに睨まれたカエルのようであり、身動きも反論も出来ない状態となってしまいます。

 

反論したり対抗したり、強い態度に出たりすべきだと思ったりしましたが、その身動きできないカエルの状態になってしまってからでは手遅れなのです。

 

「いや、誰だって出来るでしょう」というのは、その時に自分が受けた被害についての精神状態を考えると、本当にそうした体験をなさったことがないからだと思っています。


 

どの段階が重要か

 

 

労働法では、雇用主と労働者とは労務契約を対等な立場で交わしていることになっています。

 

すなわち、雇用主と労働者は対等であり、支配関係はないことになっています。

 

ですが、この言葉は理想にすぎないと思えてなりません。

 

しかし、将来、今回の事件のような最悪の状況にならない為には、初期の段階での関係づくりが重要であると思います。

 

それは、雇用主と労働者の暗黙の支配関係を極力薄めて、人としての対等な関係、憲法の言葉を使えば、個人の尊厳を認めさせるような動きをしておくことです。

 

もっとわかりやすく言えば、相手に一目置かせる存在になっておくということです。

 

これは、どのような形でもいいと思います。つまり仕事ぶりを認めてもらって評価されるというのとは、ちょっと違った視点での相手からの認知です。

 

例えば、「あいつは怒らせると怖い」とか、「将棋がすごく強いらしい」とか、相手にとって未知なものであればあるほど効果があります。

 

あまりお勧めの方法ではないですが、今回の秘書の方にからめていえば、「飲み会の席で、娘に彼氏がいるんじゃないの?とからかったら恐ろしくブチ切れていった奴の前歯を折ったことがあるらしい。」というウワサでもいいわけです。

 

まあ、こんな作為的な方法を取らなくても、優しい顔をしていても、失礼なことは言えないということをちょっとしたことでわからせておくことは非常に重要だと思います。

 

そして、繰り返しますが、これはヘビに睨まれたカエル状態にならない為なのです。


 

 

もし秘書の方の精神状態がカエルでなかったら

 

 

あの暴言、暴行の様子は何度も聞いたと思います。子供に聞かせないために、テレビに気を使った親も多いと思います。

 

しかし、子供は恐ろしく柔軟で無邪気です。

 

あの「ちーがーうーだーろー」が学校で流行っているそうです。

 

それにしても、あまりにもサンドバックのように受け身に徹している秘書の方が、本当に気の毒でなりません。

 

あの状態になってからでは遅いので、録音しておくのは最良の選択だったと思います。

 

 

仮にあの秘書の方が精神的にカエルの状態に陥ってなかったら、どんな答えが効果があるでしょうか。

 

 

それは、場面としては、ミュージカル調の時、豊田真由子様のだみ声を受けて、バリトンで浪々と歌う事ではないでしょうか。

 

場面は、そこまでの車での暴力と乱暴な言葉があったあとのミュージカルです。

 

豊田: 「そんなつもりじゃなくても~ おまえのぉ~  娘をひき殺してそんなつもりはなかったんですう~~って言われてるのと同じぃ~」

「あぁ そーれじゃ、しょうがありませんね、そういうつもりがなかったんならしょうがありませんねぇ」

娘が顔がグシャグシャになって頭がグシャグシャ脳みそ飛び出て車でひき殺されても、「そんなつもりはなかったんですう~ですむと思ってんなら同じこと言い続けろぉ~」

 

秘書: (大声のバリトンで)
(やや早口で)「まゆこさまぁ~、わたくしは嘘をついておりましたぁ~。まゆこさまの、お優しい腕と方への愛撫が嬉しかったんですぅ~」

(太く力強く)「そんなつもりだったんですぅー、そんなつもりだったんですぅー。まゆこさまがお怒りになるとわたくしは楽しくなるのですぅー。そーうです、これまでのわたくしは仮の姿だったのですぅー。そしてわたくしは、まゆこさまが捕まるのをみたくてしかたがなかったんですぅー。そして今、録音もしたんですぅー、さあさぁ~じっくり話を聞いてくれるところまで着きましたんですぅー」

 

20270630 by okkochaan