2017年10月28日の土曜日、塩原のもみじ谷大吊橋から那須千本松牧場でジンギスカンを食べ日帰り温泉を楽しみました。
これはその記録ですが、僕の独断と偏見でのかなりニッチな選択が入っているコースなので、あくまで日帰りの参考になれば幸いと思っています。
このコース何度も来ているので、ことさら新しい期待はないのですが、もしかするともみじ谷大橋の紅葉がきれいなのではと思い、また台風22号が沖縄に近づいているとかいうので、また例によって、今日行くしかないと思い込んでしまったのです。
車で宇都宮を抜けるときに、清原工業団地というところを通ったのですが、冒頭の写真はそこで撮りました。
宇都宮ですでにこの紅葉!されば塩原の紅葉の美しさはいかばかりだろうと期待に胸をふくらませます。
西那須野についていよいよ塩原温泉郷への登りにはいります。
この地図の右手から入っていくのですが、ご覧の通り、もみじ谷大吊橋は、塩原のほんの入り口なんですね。
まだ温泉という感じはなくて、この先、夏であれば滝がたくさんあるのでいいし、無料の足湯なんかもあったりするのですが、今日は時間がないので、この大吊橋までです。
たぶん塩原は温泉に泊まるとより良いし元湯の方には湯治場もあり、長期滞在するとなおよい気がするのですが、それはあくまで今後やれたらの希望です。
さて、そのほんの入り口のもみじ谷大橋は全長320メートルと吊橋としては堂々本州一の長さだそうです。
そして、この橋、けっこう左右にゆらゆら揺れるんです。
紅葉目当てなので、年配の方が多かったのですが、若いカップルもちらほらといて、女性がちょっと怖がりで男性が高所恐怖症とかでなければ、いいつながりができるのではないかと思いました。
もし逆だったら悲惨ですが、それはそれで面白いかもです。
肝心の紅葉なのですが、残念ながら1週間ほど早かったようです。
対岸にある古い赤さびた橋は今は使われていないので、なにか心霊現象でも起きそうな気がしましたが、そんな話はないようです。
橋を渡って全景を撮った写真も載せておきます。
とどめは、レストランのウッドデッキから撮った写真です。
こんなわけで、今日のドライブはほぼ終了です。
再度、山を下って東北自動車道の西那須野インター方向に向かいます。
そのインターの手前にある千本松牧場でジンギスカンを食べて、お土産を買って、そして千本松温泉に入って帰るといういつものパターンです。
ここのジンギスカンは何度食べてもおいしいです。タレの味も絶妙です。
ここまでは、ほとんどの観光客がやることなんですが、実はここにある千本松温泉がすごくいいのです。
もちろん、塩原の旅館に泊まればもっといい温泉はあると思います。
しかし日帰りで温泉だけ入らせてというのもなんだかなという感じだし、ここまで来て温泉に入らないのもなんだかな~という問題を期待以上に解決してくれるのがこの千本松温泉なのです。
初めは、こんなところにあるんだから、大したことないだろうと料金も700円と安かったので入ってみたのですが、結果はとんでもない思い違いで、温泉として完璧だし秘湯といってもいいぐらい入る人も少ないしで、とてもお得感満載なのです。
普通の温泉では、屋内が主で露天の方が小さいと思いますが、ここでは、それは逆になっています。
屋内には洗い場と風呂が一つあるだけです。
そして露天には風呂がかけ流しで3つあり、洗い場まであります。
周囲は高い杉木立に囲まれていて深い森の中にいるかのようです。
今日はゴルフ帰りらしい人たちがいましたが、しきりと絶賛の声をあげていました。
何も余計なものがない素朴な温泉、泉質はアルカリ性で肌がすべすべになります。
千本松に温泉目当てで来る人は少ないし、宣伝もしていないので、間違いなく穴場です。
もし西那須野に行くことがあれば、ここは、ぜひ立ち寄ってみてください。
今回の僕の小さな旅はここで終わります。
お読みいただき、ありがとうございました。
20171028 by okkochaan