パチンコを短時間で立ち回って勝つにはミドルスペックを選ぶべし
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ここでは、僕が最近実践している、パチンコを短時間で立ち回るにはミドルスペックがむいている理由について書きます。

 

僕は最近、パチンコについての考え方を変えています。

 

いや考え方というような大げさなものではなく、楽しみ方を変えたというべきかもしれません。

 

そして、結論は、パチンコを短時間で立ち回って勝つにはミドルスペックを選ぶべしというのが現在の結論であり戦略です。

 

その理由と方法をご紹介したいと思います。

 

ずっと甘デジを打ってきた僕ですが、ちょうどFXで時間をかけられない人が、5分足で勝負するのではなく、1時間足で勝負したほうが良いのと同じような理由で、ミドルスペックに変えたのです。

 

ちなみにパチンコをあまりご存じない方に補足説明をすると、甘デジとは大当たり確率が100分の1ぐらいの機種であり、ミドルスペックとは300分の1ぐらいの機種のことです。

 

 

気づいて愕然としたこと

僕にとってのパチンコは小遣い稼ぎの面もありますが、それ以上に、わずかな時間でちょっとだけ楽しむという位置づけです。

 

その理由は、パチンコは膨大な時間とお金を使い、その見返りがたとえトータルで勝ったとしても、費用対効果で考えると、割りがあわないからです。

 

パチンコを朝から晩まで仕事として毎日やるとしたら、補償もないリスクを考えると最低でも月100万は稼がなければならないと思っています。

 

ちなみに最後のパチプロと言われる田山幸憲さんの月収もそのくらいだったかと思います。もっとも今の貨幣価値に換算すると200万分ぐらいあるのかもしれませんが。

 

ともあれ、月100万勝つためには、20日「働く」とすると一日平均5万円は勝たねばなりません。

 

これは相当難しいことだし、仮にこのレベルになれたとしても、お店側にプロとして認識され出禁になればおしまいです。また所得税の申告も必要になるかもしれません。

 

なので、この選択肢は僕には初めからないのです。

 

現在、僕がパチンコに消費している時間は、週2日でトータル時間も5時間程度にすぎません。

 

しかも悪いことに、勝っても負けても、無感動になってしまいました。

 

そこで僕が考えたことが二つあります。

 

一つは、パチンコの本来の楽しさとは何かということであり、二つ目は、パチンコが楽しく収益も良かった時代の立ち回りはどうだったかということです。

 

古い話になりますが、僕がパチンコを始めたころは、役物といってもチューリップとか羽ぐらいしかないかわりに、入賞すれば15玉でるというものでした。ちなみに現在は入賞で3玉が主流です。しかし、それでも機械を作った方の工夫が感じられたし、釘読みとか台の傾斜をチェックしたりと、結構楽しかったのです。

 

朝いちで「出勤」し、荘厳な軍艦マーチの始まりとともに入場して、店主のおやじの「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ、ありがとうございます」の口上を聞きながら気持ちもかなり高揚しました。

 

この時代のパチンコは、まさにワザとワザの勝負であり、運にまかせることは少なく、一見してパチプロとわかる人たちも多くいました。

 

まさに今、いろんな場面で話題になっている「昭和」がそこにあり、もしあの時代に帰ることができれば、パチンコは間違いなく楽しく打てるだろうと思います。

 

僕にとっては、この辺りがパチンコの楽しさの原点ですが、現在の無感動で上品かつあまり人との接点もないパチンコとは大きな違いがあります。

 

文字通り腕一本にかかっていた当時のパチンコには、うまい人の後ろには多くのギャラリーもついていたように思いますが、今はそんなこともありません。

 

まあ、怖いお兄さんもいなくなったかわりに面白みもなくなったのかなと思っています。

 

二つ目のパチンコが楽しく収益も良かった時代の立ち回りとは、ちょうどバブル期と重なると思います。

 

サラリーマンをしていた僕の給料もそこそこあったので、パチンコに行くときは10万ぐらいは持って行き、思い切った勝負をしていました。

 

もちろん負けるときも多かったのですが、不思議とお金に困った記憶はなく、ドル箱を積み上げてピースサインを出しての写真撮影のサービスなどもやっており、僕も20万ぐらい勝った時の写真がお店に飾られたりしていました。

 

大きく勝った時に、お店をでてから旅行に行こうと決めて、その足で遊びに行ったこともあります。

 

この二つの良き時代と現在のパチンコを比較すると、今のパチンコには夢がなく、つまらないと思わざるを得ません。

 

パチンコ業界は、「射幸性を刺激するな」という当局の方針で、爆発する台も少なくなり、出玉も制限され、お上品で健全な遊びとなってしまいました。

 

そこでは、客も飼いならされた家畜のように、せっせと負けを繰り返してくれるし、コンピューターが相手で、結局は運まかせの勝負とならざるを得ない状況なのです。

 

おそらく昔のパチンコを知っている方にとっては、僕と同じようにパチンコの楽しみは半減し、つまらなくなっているのではないでしょうか。

 

甘デジなどロースペック機種についての錯覚

よく考えてみると、僕がパチンコでリッチになれなくなってきたのは、甘デジが出現したあたりからだと思います。

 

デジパチとか甘デジとかいわれている、当りの確率が100分の1程度の機種は、確かに少ない資金で遊べますが、結局は遊びであり、ローリスク、ローリターンです。

 

僕は、波を読むことを中心に台の選択をしていますが、甘デジについていえば、その台がでるかどうかは7割ぐらいはあてることができていると思います。

 

コンピューターの確率に波はないという意見もありますが、現実にあたりに偏りは生じているし、それは遠隔操作などではなく、潮の満ち引きとか為替のアップダウンにも似た波であることは間違いありません。

 

結局、甘デジの場合、台の選択で100%勝ち負けが決まり、出る台は出るし、出ない台はでないのです。

 

ハマり台も、もちろんそのうちに当たりますが、ハマった見返りにすごく連荘するかというとそうではありません。

 

100回転ぐらいまでで当り続けている台がかなりの連荘をする可能性の方がずっと高いのです。

 

こうした性質を理解して、甘デジをちゃんと打てば、負けはしないのですが、だからこそなおのこと、当りがこないことがあったりするとムキになって粘り、余計な出費をしてしまうことがあるのです。

 

甘デジは当たっても出玉が少ないので、取り返すのは大変です。

 

パチンコの場合もFXと同じで、損切りがうまくできるかどうかが、月単位の収支に大きな影響を与えますので、ここは重要なポイントではあります。

 

勝って当たり前で、しかも勝ってもたいしたことはないという勝負は、なんだか憂鬱だしつまらないです。

 

当りがくるかどうかで天と地の違いがあるようなことはなく、気持ちの高揚など到底期待できないと僕は強く思ったのです。

 

僕の考えた立ち回り

 

パチンコを短時間で立ち回って勝つにはミドルスペックを選ぶべし

 

このタイトルが僕の結論でもありますが、せっかく勝つスキルがある甘デジについてすべて捨てて、ミドルスペックしか打たないという手はないと思います。

 

結果、立ち回りの手法は以下のように進めることにしました。

 

1.海物語の甘デジを一通りみて、よく当たっていて連荘をしており、ハマリもなく最後の当たりから100回転程度の台を探す。(時短消化でやめている台ならベスト)

2.180回転ぐらいまでに当りがこないか、回転数が悪い台であれば、再度1.に戻る。

3.1.で該当する台がなければ、ミドルスペックの台に移る。
(ミドルスペックとは大当たり確率が300分の1程度の台だが、現在はMAX機が規制によって撤廃されているので、現状最もハイスペックな台である。)

 

つまり、僕の戦略とは、甘デジに勝てる台があればそれを打つことでリスク回避をし、なければミドルスペックの台を打つという戦略なのです。

 

なお、わらしべ長者のように甘デジで3000玉だしてミドルスペックに移るようなことはせず、甘デジで成果がでたら予定時間まで打つか切りがよいところでやめます。

 

この手法を取り入れた初日に、エヴァンゲリオンのミドルスペックでなんと29連荘、3万発超の出玉を獲得したので、非常に幸先がいいなと思っています。

 

甘デジは遊びと心得て過剰な期待をしない

 

スペックを選択する際に、これまでの僕は、軽い当りでもいいからとにかく一刻も早く当りが来て、現金投資を抑えたいと考え甘デジを打っていました。

 

しかし、甘デジはお金を使わず予算も少なくすむというのは錯覚ではないかと疑ったところからこの計画は始まっています。

 

甘デジという、ローリスク、ローリターンの機種は、ちょっと打つにはいいような気がするのですが、すぐ当たるけれども、すぐに持ち玉もつきて再度現金投資になることを考えると、打ち手にとっては、あまり魅力があるものではありません。

 

気が弱くなれば、ローリスク、ローリターンに頼りたくなるのですが、そんな時に、まるで自分がデジパチであることを忘れてしまったかのようにハマる台もあるのです。

 

正直、甘デジでハマるのは最悪です。

 

どうせ負けるならミドルスペックで負けたいのです。

 

甘デジで負けると、気持ちは落ち込むし、出ても挽回するぐらいの勢いがあるわけでもないので、なんだか打っているのが苦痛になってきたりします。

 

おまけにやっと当たったかと思うと、しばしば単発で終了してしまいます。僕が180回転を目安に台に見切りをつけているのもその為です。

 

僕は、最終的には当たる確率はスペック通りに収束すると思っていて、その意味では、回転率にこだわるのもわかるのですが、当りには潮の満ち引きのように波があきらかにあるので、台はその視点を重視してみているのです。

 

またありていにいって、100分の1の確率と300分の1の確率はどれほどの違いがあるというのでしょうか。

 

これは感覚的に大きな違いにも小さな違いにもとれるものです。

 

ミドルスペックでも甘デジよりも当たりやすい状態であることはしばしばあります。

 

つまり波が来ている状態の時です。

 

それを判断するのは難しいですが、全く根拠なく台の選択をして勝てるほどパチンコは甘くはありません。

 

結局、ミドルスペックで僕が打つと決めているのは以下の条件がそろっている台です。

 

チェックポイント

その日にある程度の連荘(6回とか8回とか)していて、その後の回転数が300回転ぐらいである。

 

甘デジで僕が狙っている回転数は、80~180回転なのですが、これをミドルスペックに換算すると240~540回転となるので、300回転前後を狙うのです。

 

その日に連荘しているというのは重要なポイントで、その日の台の調子をここでみます。

 

なお、当りは完全抽選制なので、僕が言っている回転数とかその日に連荘しているかどうかというのは、全く関係ないという指摘は当然あると思います。

 

ですが、僕には、そんなことはどうでもいいのです。

 

大事なことは、この条件なら僕は打つと決めることであり、かつ、その通りに打つことなのです。

 

つまり、ハマり台のみを狙っていくという手だってあるかもしれないし、そう思ったら、その通りやってみることが大事だと思うのです。(ハマり台狙いは僕はお勧めしませんが)

 

あとミドルスペックが本格的に連荘するとかなり時間がかかります。

 

短時間しか打たないとしても、「1時間程度は残業可能な状況」にしておくことも大事だと思います。

 

資金管理の重要性

最後に、資金管理の重要性にちょっと触れておきます。

 

パチンコでは絶対に大負けをしてはいけません。

 

くどいですが、形勢不利とみたらさっと引くことがものすごく重要です。

 

その為には、その日の予算を設定して、予算を使い切ったら問答無用でやめることです。

 

これができないために傷を深くしてしまう場合が多いと思います。

 

一日あたりの勝率は4割程度あればミドルスペックで打つ限り収支は必ずプラスになります。

 

つまり負けの方が多くても問題ないのです。

 

パチンコを打つ以上、一回も当たらないことだってありますが、その時にムキになっていろんな台を打ってみたりすることは厳禁です。

 

パチンコは当たる時は、下手をするとお座り一発であたるものであることは、わかると思います。

 

昔のパチンコ屋の口上である、「パチンコ必勝法は、一に頑張り二に粘り」というのは嘘ですから、調子が悪い時にはさっと引くことを忘れないようにしましょう。

 

以上、長くなりましたが、上記の方法でそんなに悪い結果はでないと僕は信じています。

 

ではでは、また成果などご報告できればと存じます。

 

ps 僕のパチンコ関係の記事に興味をお持ちになったら、この辺りから読んでみてください。特に初心者向けに書いています。

【1円パチンコ必勝法】 1円パチンコの甘デジで月10万円を安定して稼ぐ僕のせこいやり方(その二)

 

20210618 by okkochaan