こんにちは、おっこちゃんと申します。
これから僕のよく知っている範囲で、民間薬について実際的な使い方の紹介をしていこうと思います。
今日は手始めに「ツユクサの薬効、効能とツユクサ茶の作り方」ということで書きます。
【突然のひらめき】
今朝は9月の雨が降っていて、ふと見ると植木をならべた鉢のしたから写真のように美しいツユクサが生えていました。
ツユクサはとても強い植物で、生えてくるたびに刈っているのですが、「ああ、また切らなくちゃな。でも花がきれいだから写真だけでも撮っておこう」と思ったのが、冒頭の写真です。
僕はだいぶ以前から民間薬には興味をもっていて、あの日本の漢方薬の大家である大塚敬節先生の「漢方と民間薬百科」を愛読し、自分でも育て実践したりしてきましたが、この頃すっかりそちらの方はご無沙汰しています。
例えば、ドクダミ茶ですが、今でこそスーパーなどでも普通にお茶として売られていますが、僕はその前から自分でお茶を作って飲んだりしていました。
【本当に役立つ情報を発信したい】
最近、シソと月桂樹を大量に刈って干したりしているので、ツユクサが民間薬として重宝されるものであることを思いだし、自分でもお茶にしようと決意し、どうせならこの有益と思われる情報をシェアーしようと思いました。
実際に、大塚敬節先生の本を読むと、ほとんどの野草はなんらかの薬効があることがわかります。
なかには、ナメクジとか人の髪の毛とか、「えっこんなものまで?」というものまであり、先生の奥の深さは底知れないと思っています。
そうはいいながらも、実際に自分で作る気になり、さらに処方してみて味などで服用しずらかったり、効果がなかったりすることは十分に考えられるし、そうなるとやめてしまうことは僕の経験からも明らかです。
つまり、薬効だけずらりと並べてみても、実際にやってみなければ、その情報は無意味だということです。
この問題を僕は重視していますので、以下の方針で記事をアップしようと思っています。
・ だれでも手軽に手に入れることができる
・ 他の植物との識別が容易であり、間違えることがない
・ 服用しやすく継続しやすい
また民間薬は効き方にかなりの個人差があるし、漢方の考え方の基本は、治るか治らないかであって、科学実験のように根拠や成分を必ずしも重視していないということは知っておいた方がいいと思います。
従ってやってみて相性が悪いと感じたら、その処方については辞めればいいと思っています。
逆に明らかな効果があれば、これは「めっけもの」なのです。
丁度、最近、シソと月桂樹を大量に刈って干したりしているので、ツユクサが民間薬として重宝されるものであることを思いだし、自分でもお茶にしようと決意し、どうせならこの有益と思われる情報をシェアーしようと思った次第です。
そして、僕は「服用しやすく継続しやすい」方法として、お茶にすることが最も簡単だと考えていますのでツユクサでなくても方法はあまり変わりませんので、是非トライしてみてください。
僕の情報をきっかけにして、あなたに合った独自にブレンドした健康茶などが出来れば、ほとんどの成人病の予防とかダイエットとかを実現できるのではないかと思います。
【ツユクサの効能】
・ ダイエット
・ メタボ対策
・ 解熱
・ ぜんそく
・ 心臓病
・ むくみ
お茶として飲むことでメタボ対策とかダイエットとかに効果がありそうです。
ちなみにツユクサの花にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。
アントシアニンは内臓脂肪の蓄積を抑制する効果があるそうです。
つまり、アントシアニンにはメタボリックシンドロームの予防効果をはじめ、血圧の上昇の抑制や動脈硬化の抑制といった効果がありそうです。
また、強い抗酸化作用を持つことから健康や美容面で注目されているそうです。
なお、大塚敬節先生の「漢方と民間薬百科」にツユクサ料理で、ぜんそくがなおった話が紹介されていますので、民間薬の処方がどのようなものかを知っていただくために、少し古い話ですが引用させていただきます。
長塩容伸君の「薬草の知識と効用」に、次のような記事がある。
「昭和15年ごろ、私の家の近くを、金太郎あめを売り歩く60歳ぐらいの老人がいて、ぜんそくがあるうえに心臓も悪いので、漢方薬もときどき飲んではいるのだが、いっこうにききめがない。なんとかしてくれないかと哀願されました。
そこで、ツユクサを生で食べたり、ひたし物か、みそ汁などにして毎日食べるようにと、くわしく教えてあげました。ところが、半年くらい経ってから、栃木県の在から手紙が来て、あれ以来、あかげですっかり元の健康体にもどり、小学校の小使い奉職できて喜んでいるとのことでした」
【ツユクサの採取方法とお茶の作り方】
ツユクサはどこでも生えてきます。ベランダの鉢植えでも庭でも空き地でもです。
目印はあの特徴のある美しいコバルトブルーの花なので、間違いようがないと思います。
ただ知らない土地で採取する場合は、そこで採取に問題がないかのチェックは勿論ですが、以下のポイントを押さえてください。
・ 開花時期の午前中に採取(花は一日でしぼむので午前中のほうがベター)
・ 全草採取する(根も花も一緒に採取するということです)
採取したツユクサは流水でよく汚れを落として天日干しにします。
十分に乾いてからハサミで細かく切って保存しますが、意外と水分が残っていたりするので、よくチェックしてみてください。
乾煎りはせず、そのままタッパーや瓶などで保存し、お茶と同じように急須をつかっていれるだけです。
量はやや多め、むらし時間は少し長めぐらいでいいかと思います。
【補足】
ツユクサは多くの野草と違って、あくがほとんどないため、サラダで生食しても美味しいらしいです。
ただ、これは僕はやったことがないです。
やらない理由は、家族が野草や民間薬に興味がないからです。
家族の理解があったほうがいいのですが、その意味でも僕はお茶にすることをお勧めします。
他にもいろいろな野草や樹木やハーブを使ったお茶を用意しておくと、ティータイムがかなり楽しくなると思いますよ。
ぜひ、面倒と思わず実践されることをお勧めします。
p.s. なお、このシリーズは少しずつ追加していこうと思っています。
現実に僕が栽培しているお茶とかになりそうなものとしては以下のものがあります。
・ アケビ
・ イチョウ
・ ビワ
・ ドクダミ
上記がもし身近にあれば大事にしてくださいね。
お読みいただき、ありがとうございました。
20170906 by okkochaan