こんにちは、おっこちゃんです。

 

僕はサイトを少しは見栄えを良くしようと思ってワードプレスをいじっていたら、ブログが表示されなくなり、2日ぐらいかけて、やっと直せたところです。

 

素人なので、ググっていろいろやってみたら、それが事態をさらに悪く深刻な状況にしてしまい、サイトが表示できなくなってしまったのです。

 

あきらめてサーバー会社に連絡しましたが、返事がないままにさらにいろいろ調べて、そして、偶然ですが直すことができました。結果的にはとても勉強になりました。

 

さて、野党4党が22日に憲法53条に基づき、臨時国会の召集を求める要求書を衆参両院に提出した件です。

 

残念ながら先日の安倍首相の国会閉会後の記者会見で「今国会の論戦の反省の上に立って、国民の皆様の信頼を得ることができるように、冷静に、そして分かりやすく、一つ一つ丁寧に説明していきたいと思います。」という発言からは、ほど遠いように思うのは僕だけではないと思います。

 

実際に、憲法53条に従い、臨時国会の召集を求めた野党4党との面会を安倍首相は断っており、それに代わる発言も明確な形で出されていないのです。

 

国会を中心とする野党のメンバーの加計問題の安倍首相についての追求も、問題が文科省側にあるという印象を与えるし、本質的な問題が論議されなかったのは残念でなりません。

 

トカゲの尻尾切りとか内閣改造とか言われてますね。

 

それと忘れてならないのが、首相会見から30分後に森友学園の籠池さんの家も含む家宅捜索が行われ、しかも8億の値引きについては、提訴されても何も動いていないということです。

 

 

安倍首相と加計学園の本質

 

 

安倍総理は、岩盤規制に風穴をあけるということが重要なことであると言い、たまたま立候補していたのが加計学園なので、プロセスに一点の曇りもないとおっしゃっています。

 

しかし、加計学園および森友学園の問題について、国民の本当に知りたいところは、第一に首相や昭恵夫人の関与の有無だし、さらには、内閣総理大臣が嘘をついているのではないかという疑惑であるはずです。

 

ここを丁寧に説明していただきたいのです。

 

また安倍総理のおっしゃるとおり、加計学園を優先させるこはなく、プロセスに一点の曇りもないと本当に言い切れるのかというのは、何か罪を犯した人が、自分は潔白であると、それだけ言っているのと同じ印象しか与えません。

 

さらに、仮に関与がなかったとしたら、流行り言葉の忖度した人がいることになり、忖度をトップとして許していた、あるいは気づかなかったというのは大きな落度ではないでしょうか。

 

安倍首相がプロセスに一点の曇りがないとしても、現実に不公平と思われることが起こっているし、それが不公平でないのであれば、一点の疑問がないように説明してほしいと思っています。

 

それこそ、こないだのとんでもない女性代議士の「悪気はなかったんですー、悪気はなかったけどたまたま友達だったんですー」ということになると思います。

 

また、加計氏と親友であるのであれば、たとえ一点の曇りがないにしても、利益相反の疑いを招きかねないことを予見して、その件に関しては、一切関与しないとか、なんらかの法律による制御をかけるシステムとかがないのでしょうか。

 

ともかく、結果として国民の多くは、安倍首相が逃げていると思っているのです。

 

また、前川元事務次官に在職中に私のところに大臣とともにきて、反対すべきだったというのは、かくなる忖度社会においてはパワハラ発言ともなり得ます。

 

 

前川元事務次官は、あのとんでもない女性代議士から暴力を受けた55歳の男性秘書と同じ立場です。

 

 

そうした弱い立場にある人たちに対しての配慮に欠けていないでしょうか。


そして、この24日に安倍首相について2つのニュースがありました。

 

 

 

安倍首相と加計学園、安倍首相と憲法改正

 

 

 安倍晋三首相は24日、神戸市内での講演で、学校法人「加計学園」(岡山市)が国家戦略特区による獣医学部開設を計画する愛媛県今治市以外にも、同学部新設を認める考えを明らかにした。(時事通信)

安倍晋三首相(自民党総裁)は24日、神戸市内で講演し、憲法改正について「来るべき臨時国会が終わる前に、衆参の憲法審査会に自民党案を提出したい」と述べ、年内提出を目指す方針を明らかにした。(時事通信)

 

始めの「獣医学部開設を計画する愛媛県今治市以外にも、同学部新設を認める」というのは、どうみても非難回避の下手な逃げであり問題のはぐらかしだし、それこそもっと前にやるべきことだし、そもそも国家戦略特区で行うべきことは他にある気がします。

 

それに国会でなぜ言わず今頃なのか、新たな文書が出て、追求が厳しくなったからなのかと疑います。

 

憲法改正を5月初めにというのは、2020年におしりを決めているからで、この期限の切り方も2018年4月におしりを切っているという例の文書と重なって写り、あの文書の内容はその通りだったんのだろうと思ってしまいます。

 

 

 

憲法53条の臨時国会の召集をお願いします

 

 

「今国会の論戦の反省の上に立って、国民の皆様の信頼を得ることができるように、冷静に、そして分かりやすく、一つ一つ丁寧に説明していきたいと思います。」

 

ここで、国民とおっしゃっているのは誰をさすのか、野党の方々は国民ではないのかと素朴な疑問もあります。

 

少なくとも国民の4分の1を代表する国会議員が言っているわけですが。

 

53条にもとづく臨時国会の召集については憲法にもとずいて行ったわけですが、安保法案の時にも首相が海外に行く予定があるからとかで開かれず、根拠として期日の規定がないから今回も開かれないだろうと多くのメディアは報じています。

 

しかし、自民党の憲法改正案で20日以内にという原案があるそうで、野党はそれを根拠に速やかな開催を求めているのでしょうが、重要なことは、規定にないことは慣習とか常識とかに従うべきではないかということです。

 

 

この53条の臨時国会の召集要求については、国会を開催しなければならないと書かれてあるのに、期限がかかれていないからいつでもいい、まして開かなくてもいいなど一般常識では考えられないことです。

 

 

僕は、法律はいずれ完全なものではないわけで、とかく規定や型とか道具とかにこだわる日本人の悪いところだと僕は思っています。

 

 

53条で開催時期を示さなかったのは、書く必要がないと考えたからで、それを逆手にとるのはおかしいと思うし、規定がないから憲法は不備がある、従って改正する必要があるという論理は、僕にはとても幼稚な議論に思えてなりません。

 

 

以上、最近の政治について感じているところを書きました。

 

 

僕は、ジャーナリストでも学者でもない国民のひとりです。

 

特定の政党を支持しているわけではありません。

 

ちなみに、今思いだしましたが第一次安倍内閣が誕生したときの安倍さんの話をラジオで聞いて、頑張って欲しいと心から思ったものです。

 

その程度の理解なので、僕の書いた内容は突っ込みどころだらけかもしれません。

 

しかし、本質的なところでブレてはいないと考えています。

 

つまり、政治がどうこうではなく、もはや人としてどうなの?というレベルだということです。

 

感情のぶつけ合いをやる政治は何も生みません。野党の方々にも合わせてお願いしたいと思っています。

 

20170625 by okkochaan