地震 避難 持ち物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

群馬で地震があったと思ったら、翌日、大阪で大きな地震がありました。

 

東日本大震災とか熊本地震とかで、防災意識は高まっているとは思いますが、
忘れっぽいこと、面倒なことを後回しにするのもまた人間の性です。

 

ですが、一度ちょっと我慢して地震で避難する際に必要な持ち物を
しっかり作っておけば、あとは定期的なメンテナンスですみます。

 

僕も、しっかり作っておきたいと思います。

 

避難の持ち物を複雑に考えない

なにも準備していない状態で、不意に大きな地震が起きた場合を想定してみてください。

 

頭はパニック状態になっていて、普段しっかり判断できることも出来ないかもしれません。

 

そして、あれを忘れたとか、これを忘れたとかきりがないし、やりきった感じは決して生まれません。

 

最悪の場合は、ぐずぐずしているために重要な避難時間を逸する可能性もあります。

 

このため、地震などの緊急避難の際には、すぐに持ち出せるものをまとめておくことが重要です。

 

決して難しく考えすぎないことです。

 

難しく考えるから、いつまでも面倒な気持ちが先に立って、用意ができなかったり、
出来合いのセットを買ったりしてしまうのです。

 

まずは、自分で手を動かして、地震で避難する際の持ち物を用意してみましょう。

 

僕が調べたところ、以下の総務省消防庁の防災サイトが簡潔によくまとまっています。

 

総務省消防庁の防災サイト

 

このサイトでは、以下のものをあげています。

 

印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水

 

まずは、これを参考に自分で避難する際の持ち物をまとめてみましょう。

 

具体的なまとめ方

 

総務省消防庁のリストをもとに、具体的にどのようにまとめていけばよいかを書きます。

 

まず全体の持ち物ですが、大きめのリュックなどしょえるものにまとめます。

 

そこに入らないものは別にあつかいます。

 

あらためて、リストを見てみましょう。

 

印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水

 

このうち、リュックに入らないもの、リュックに入れるべきでないものは除外します。

 

印かん、貯金通帳、現金はキャッシュカードと身分証明書をすぐに携帯できる形にしておけばいいと思います。

衣類、毛布はかさばるので、別な袋に入れるなどして、リュックの近くにすぐわかるように置きます。

ほ乳びんは必要におうじて

ヘルメット、防災ずきんは、リュックが用意できてからでいいと思います。

 

 

するとリュックの中身はこうなります。

救急箱、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、手袋、インスタントラーメン、ラジオ、食品、電池、水

 

まずは、これだけを用意してみましょう。

 

ちょっと、補足説明をします。

 

・救急箱となると大きく、重くなってしまうので、旅行に行くときに持っていく常備薬だとか、バンドエイド、正露丸、頭痛薬など最低限のものを入れておきます。

 

・食品は乾パンとか缶詰などですが、定期的にメンテするときに実際に食べて入れ替えましょう。

定期的なメンテも、うっかり忘れがちですが、リュックにメンテ予定日を貼っておくなどして、少なくとも半年に1回は行いましょう。

 

・懐中電灯やラジオの電池ですが、うっかり電池切れをしていたり、リュックから持ち出して使って戻さなかったりしがちです。

これは、必ずもどすとか、二つ用意して入れ替えるとかしましょう。

電池も定期的なメンテでしっかりチェックが必要です。

 

・ほかに入れておきたいものとして、あえて挙げると、トイレットペーパー、サランラップ、ビニール袋などがあるといいと思います。

トイレットペーパーは半分ぐらいの大きさになったものをつぶしてビニール袋にいれておきます。(山登りをする方はこうした準備をしています)

ティッシュの代用にもするので、多めに入れておくといいと思います。

サランラップは傷の手当にも使えるすぐれものです。

 

まずは、この基本セットを、しっかり用意しましょう。それだけでも安心感が生まれます。

 

救急箱、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、手袋、インスタントラーメン、ラジオ、食品、電池、水

 

自分ができたら人にも用意してプレゼントしてあげよう

自分の親なら当然として、こうした不意の地震(地震はいつでも不意ですが)の避難の際の持ち物は、意外と準備されていないものです。

 

自分で用意するのがベストですが、お年寄りが一人で住んでいたりして、用意されてない場合は、プレゼントするのもいいと思います。

 

地震がないに越したことはありませんが、今の状況では、いつ地震がきてもおかしくないわけですから、「備えあれば患いなし」です。

 

おそらく、こうしたものは、実際に災害に遭った方の体験談が参考になると思います。

 

また実際に自分で基本のセットだけでも用意してみると、いろいろな改善点も見えてくるので、プレゼント相手にあわせたカスタマイズも出来るようになると思います。

 

つまり、地震の際の持ち物を自分で準備するということは、人助けにもなると思います。

 

20180618 by okkochaan