人材派遣の営業がストレスゼロで仕事をする究極の方法

ここでは、人材派遣の営業がストレスゼロで仕事をする究極の方法を伝授します。

 

この方法は人材派遣の営業に限らず、あらゆる分野に対応可能だと思います。

 

あなたは、これを実践することにより、ストレスゼロで楽しく仕事ができるようになるばかりか、結果として営業成績もあがります。

 

ただし。

 

この方法は、タイトルにある通り、究極の方法です。

 

究極の方法ではありますが、誰でも無意識にやっていることを意識的にやることに大きな違いがあると思います。

 

実際に僕はこの方法を実践し、ほぼストレスゼロで人材派遣の営業をしてきました。

 

信じるもよし疑ってなにもしないのもよしですが、自己責任でお願いします。

 

 

人材派遣の営業のための別な人格を持つ

 

仕事用に別な人格を創り、その人格に仕事をしてもらいましょう。

 

これが結論となります。

 

この結論は、決して荒唐無稽な話ではありません。

 

ただ、馬鹿らしいと思ったらこれ以上読む必要はありません。

 

ここでは、無理な変更は逆にストレスになるので、そうではなく別な仕事用の人格を持つ方法について書いています。

 

ちなみに、よく言われる営業スマイルだとか、電話の時だけ声が変わる人とかいますが、それは同一人格でのオペレーションになるので、負荷がかかりストレスが生じるので、それとは違います。

 

むしろ他人からみて、多重人格とかジキルとハイドの話とかに近いぐらいの変更でなければ、別な人格を持つことにはならないのです。

 

ただし、症例で見る多重人格は、あきらかな病気であり、別の人格に支配されている間の言動について、主人格は全く覚えていませんが、僕の方法は主人格がいわば俳優が演技するように役柄になりきるだけなので、主人格はそのまま存在します。

 

つまり、わかりやすく言えば、あなたは人材派遣の優秀な営業という役柄を演じるだけです。

 

自分を変えるのではなく別な自分を創る

 

潜在能力を目覚めさせて、自分を変えるという営業トレーニングとかセミナーとかがありましたが、僕は、あれではだめだと思っています。

 

なにが悪いかというと、例えばあなたが何事にも消極的で物事を悲観的にみてばかりいるという場合、そのように「消極的」とか「悲観的」というのを、あたかもあなたの属性でもあるかのように規定しているからです。

 

これでは、あなたはダメ人間であって、変わらなければならないと脅迫しているようなものです。

 

あなたはその消極的で悲観的なあなたを否定し、積極的で楽観的な性格に変えることで自分を変えて対抗しようとします。

 

そのために、大声をあげて、「私は私が大好きです」だとか、屋上に上がって朝日を見て「やるぞ!」と叫んでみたりします。

 

でも、残念ですが、そんなことぐらいで人間は簡単には変わりません

 

あなたは、つねに悲観的・消極的なあなたの心の声と戦わなければならないからです。

 

ですが、冷静に考えてみてください。

 

そもそも、消極的とか悲観的とかいうのは、あなたの属性でも何でもありません

 

それはむしろ状況から半強制されて持たされた属性であり、あなたがそれに納得することに慣らされているだけです。

 

つまり、そうした消極的とか悲観的という性格を自分で規定しているわけです。

 

僕の方法は、自分の性格を変えるとかそんな面倒で大変なことはやめて、仕事用の自分を創る方がはるかに簡単で効果もあるだろうということです。

 

極論を言えば、あなたの現在の性格とか考え方が、どれほど営業にそぐわないものであったとしても、そのままでOKだということです。

 

あなたは、ガンダムがモビルスーツを着用するように仕事用の性格・人格を創り、あなたはその中にいて、モビルスーツと対話しながら仕事をこなせばよいのです。

 

性格を規定するのも生きる術と知る

 

僕は性格といわれるものは、環境が規定したものと思っていて、「本当の自分」だとか「本当の性格」だとかいうものは存在しないと考えています。

 

それは、人間は置かれた環境に合わせて性格を変える能力に由来しています。

 

僕自身の経験でも、子供のころ、家庭の事情で頻繁に環境が変わったこともあり、例えば、初めて入った環境で、明るく積極的な子供で始まるとそれがずっと尾を引いて、そのまま明るく積極的な子供であり、逆におとなしい真面目な子供で始まるとそうなることがありました。

 

そしてこうした違いは、人間には、カメレオンのように身を守るために保護色ならぬ、保護性格をまとうために起こると思っています。

 

つまり、自然発生的な状態では、個体保存の本能に従って状況や環境に合わせて無意識に性格を変えているのだと思います。

 

多くの場合、その理由は、個体保存のために、本能的に目立たないようにしているためではないでしょうか。

 

目立つことで外敵に捕まりやすくなるわけだし、お葬式で笑ったりせず神妙な顔をしているのも同じ理由からです。

 

また人間のもつ能力の観点からも、消極的とか悲観的といった性格は、一時的なことは理解できます。

 

なにしろ、脳細胞の数は、大脳で数百億個、小脳で千億個、脳全体では千数百億個もあるのです。

 

そして脳は宇宙と酷似しています。

 

脳が宇宙に似ているのか、宇宙が脳に似ているのかはわかりませんが、銀河系だけで太陽のような恒星は1000億もあるのです。

 

さらに2016年のNASAの発表によれば、観測可能な宇宙の範囲内にある銀河の数は2兆個もあるのです。

 

そもそも、こうした宇宙のような脳をもつ人間が、単純で雑な「性格」とかで規定できるはずがありません。

 

つまり、性格を規定しているのは、第一にあなた自身であり、他人はなんとなく、あなたをおとなしい人とか分類しているのが真実なのです。

 

そのように考えると、僕が提唱する別な仕事用の人格を創ることが、理にかなった方法であることがわかると思います。

 

実際には、誰だって無意識に仕事用の人格を創っているのです。

 

僕の方法はそれを自分の意思で設計して創り上げる点がわずかに違うだけです。

 

しかし、そのわずかな違いが大きな違いを生むのです。

 

仕事用の自分を創ってみよう

それでは、さっそく仕事用の自分を創ってみましょう。

 

ブログやSNSをやっている人で、アバターという自分の分身を作ったことがある人も多いと思います。

 

仕事用の自分を創るのは、基本的にはアバターを作るのと同じです。

 

まずは外見から入った方がわかりやすいので、実際に人材派遣の営業として良いと思われるアバターを作ってみましょう。

 

この時、自分の性格と違い過ぎるとか考えてはいけません。

 

あなたが考える理想形を描きます。

 

・服装

・身長、体重

・性格(積極的で明るく社交的、親切、気は優しくて力持ち)

・長所(嫌なことはすぐに忘れられる、打たれ強い)

・行動がものすごく早い

 

など。

 

一旦できあがったら、あなたは、アバターに名前をつけます。

 

仮に、ここでは、トムという名前にします。

 

そうしたら、あなたはトムをデビューさせるまでに、トムと納得いくまで対話をし、修正を加えながらトムを完成させます。

 

特に嫌なことがあった時とか、決断に迷う時とか、疲れた時とかに対話するようにします。

 

スマホでSiriと話をするように、何でも話しましょう。

 

ただ独り言になると、頭がおかしくなったと思われかねないので周囲には注意します。

 

やがて、理想の人材派遣の営業マンであるトムは、あなたの取るべき行動をしっかりとアドバイスしてくれるようになります。

 

この対話はトムの人格がいろんな局面でブレたりしないように固まるまで続けます。

 

優秀な人材派遣の営業マンのデビュータイミング

 

トムの人格が固まったらいよいよデビューです。

 

そのタイミングは、理想的には転職、転勤、異動など周囲の環境が変わった時が理想です。

 

ただ、無理であれば、気にすることはありません。

 

人間はあなたの想像以上に忘れっぽいし、あなたのことなど気にしていません。

 

ある時点で、休み明けとかにデビューさせましょう。

 

デビューさせれば、トムというモビルスーツを着たあなたは、基本、外界の影響を受けません。

 

お客様に頭をさげるのも、ひどいことを言われるのも、トムであってあなたではありません。

 

余裕のあるあなたは、起こっている事件について、冷静で正確な判断をくだせるはずです。

 

怒っている相手に対しても、どうしてこんなに怒ったりできるのかなとか不思議に思うかもしれません。

 

トムの悪い対応とかも客観的にわかるようになります。

 

こうして、あなたは、少なくともメンタル的には最強の状態になり、ストレスも感じなくなるのです。

 

あなたとトムの行動は無駄がないので効率もあがり、営業成績も当然のようにあがることでしょう。

 

そして、そうなった時に、あなたは、過去の消極的で悲観的になりやすかった性格が嘘のように消えていることに気づきます。

 

その時、僕の書いた「性格なんてない」という言葉を思い出してください。

 

またこの方法は、人材派遣の営業だけでなく、なんにでも応用できます。

 

今の僕自身、目標に対して一途に努力する人格を創っていて、すぐにサボりたい性格を隠しているのです。

 

 

20190209 by okkochaan