continuation
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継続できる人とできない人に違いなどないという事で楽しく読めるように心がけて書いてみます。

 

もしかするとこの記事を読んでいただいている方は、継続できないという悩みをお持ちかもしれません。

 

ここでは、よくある継続できない人の特徴などを数え上げるつもりはないです。

 

ただ結論から書くと、継続できる人とできない人とに違いなどは一切ないということになります。

 

おそらく、継続できる人と思い込んでいる人がいたとして、その人はどうして継続できてるかなど興味もないしわからないかもしれないと思います。

 

悩むのは、継続できないと思い込んでいる人のほうです。

 

事実は、継続できる人とできない人とに本質的な違いなどないのです。

 

自分は何ひとつ継続できたことがなかった、自分はダメ人間だ、と思ったところで、誰も興味ないことだし、何も生みません。

 

もっとも、継続できない自分に陶酔するという意味はありますが、継続できる人と思いたいのであれば、その陶酔から離れましょう。

 

それでは、具体的にどうすれば良いかについて、以下、列記して参ります。

 

優等生になろうとするな

 

日本には、継続できない人のことを三日坊主と呼んで昔から笑うべき対象としていました。

 

典型的なのが、日記をつけるということですが、僕もなんども三日坊主で終わった記憶があります。

 

僕が思うに、優等生の最大の弱点は、「こんなところでいいか」と世間並以上の成功があれば満足してしまう点なのです。

 

つまり100点が満点のテストで100点はもちろんのこと、90点とれたらクリアだとか考えるのです。

 

逆に三日坊主で終わる人も、自分を0点だと考えるのであれば、100点取った人と同じ発想のなかで生きていることになります。

 

点数を絶対視している時点で、本当はあなたを評価するのはあなただけであるのに、他人の、それも不特定多数の評価のほうを重視してしまいます。

 

何かを継続する目的が、優等生になる、つまりテストで良い点をとり、他人からの評価を基準としているのであれば、あなたは、その継続している領域で決して抜きんでた人にはなれないのです。

 

逆に、あなたがもし他人の評価に全く無関心で、なぜ継続しているのかすらわからない状態になれれば、あなたにはもやはリミットはなく、あなたを評価する基準などにまどわされることもなくなります。

 

そうなれば、あなたは他人の評価に惑わされなくなり、自由になれるため、前人未到の領域にやすやすと入っていけるようになるかもしれません。

 

習慣化こそ最強の方法

 

とはいえ、何事でも最初の段階でのつまずきはあります。

 

ほとんどの継続できないという悩みの原因は習慣化できなかったことにあると言っていいと思います。

 

習慣化とは、ある条件があれば何らの思考もせずにそれをやるようにするということです。

 

たとえば、寝る前にかならず日記をつけるという習慣をもてば、日記をつけることが苦痛になることはなく、万一忘れた場合には、気持ち悪さが残るようになります。

 

この性質を利用し、あなたは継続することで得られる目的のために、まずは習慣化を完全に成し遂げるのです。

 

なお、僕の経験からすると、継続したいことは、可能な限り朝一番に持ってきた方がいいと思います。

 

起きて、まだ脳が思考停止状態のうちに、習慣化したいことをたとえわずかでもいいので、必ずやるのです。

 

ここでは、やることの数値化をしないほうがよく、たとえわずかでも習慣化して必ず行うことが大事です。

 

よく継続するためには、目標値をできるだけ下げることが大事だといわれていますが、僕はそれであれば、むしろ当初は目標値など設定すべきでないと考えています。

 

継続できない原因は習慣化できなかったことにあるのであり、目標値が高かったからではないのです。

 

習慣化に脳を介入させない

 

さきほど思考停止でやることをやると書いたことがこれです。

 

そもそも継続したいことがあるのにできないというのは、そこになんらかの思考が介入してしまっているからです。

 

「こんなことやってて、本当に大丈夫だろうか?」とか

「別に一日ぐらいやらなくても問題ないよね?」とかです。

 

これは、僕が禁煙したとき、常にニコチン脳と闘っていたので、悪魔のささやきと呼んでいるものと似ています。

 

基本的には、脳が新しいことを受け入れるのに時間がかかるためだけなので、乗り越えるべきことなのですが、そのためには、何も考えず、考える前に手足を動かす感じで、自分の感情も思考も一切いれずに粛々と事を進めればよいのです。

 

習慣化して到達するパラダイスを脳にインプットする

 

人間が生きていくうえで、どれほど自分の幻想にしばられているか考えたことがあるでしょうか。

 

幻想という言葉で書いていますが、「生きている理由づけ」というほどの意味です。

 

「自分は愛する家族のために生きていなければならない」

「わたしがいなければ、会社は動かない」

「あの人には、自分が必要だ」

 

こんな具合に、誰でも自分が生きている理由づけをし、その幻想があるから生きていると言ってもよいほどです。

 

もちろん、この幻想はネガティブに作用することも多く、それらはコンプレックスと呼ばれている幻想ですが、基本的な性質はその人間の都合に合わせてポジティブ、ネガティブがあらわれるわけではなく、それらとは関係なく当たり前に存在しています。

 

人間の腸内細菌が、善玉菌、悪玉菌、日和見菌と人間によって区別されているように、ポジティブな考え、ネガティブな考え、中間的などうでもいい考えが存在しています。

 

要するに人間は幻想で生きていますが、この性質を継続するために利用します。

 

具体的には、パラダイスを脳にインプットします。すると多少の困難があっても心が折れずに継続できるからです。

 

例えば、このサプリを3カ月服用するだけで、簡単にダイエットが出来ますというケース(小さな字で効果は個人によって異なりますとしっかり書いてありますが)があったとします。

 

その場合、このサプリを販売する人は、ダイエットの成功という幻想を利用して販売していますし、購入する人もそのパラダイスのような幻想があるから継続できるのです。

 

冷静に考えてみれば、ほとんどのことは、何ひとつ保証なんかされていません。

 

それなのに何の疑いもせずに信じていることは驚くべきことです。

 

僕の世代には、いい高校にはいって、いい大学に入って、いい会社に入ってという神話(幻想)が集団的にありました。

 

そのため、実に大きなことを犠牲にして、本人も家族も頑張り、勉強の継続もできたわけです。

 

この幻想を例にすればわかる通り、幻想は決して嘘ではないのです。そうやって成功した人も過去にはいましたよという意味もあるし、したがって、同じように成功する可能性は高いぐらいは言えるわけです。

 

でも、幻想であることに変わりはないです。

 

できるだけ夢のある幻想を描くことで継続するためのハードルがぐっと低くなることは間違いありません。

 

小さな成功を繰り返し脳にインプットする

 

くり返し述べていますが、要は継続するために大事なことは、脳を味方につけることでしかありません。

 

あなたの根性の問題ではないのです。

 

そのためには、脳に心地よい感じを与えたり、繰り返しの言葉によって自分の脳を口説き落とすのです。

 

そのために有効なのは、小さな成功を繰り返し脳にインプットすることなのです。

 

この場合だいじなのは、成功の数です。成功とみなすハードルはできるだけ下げて、毎日、何度でも成功したという認識を脳にあたえてください。

 

似たような例で、自己啓発セミナーでよくやっている、「私は私が大好きです」と大声で叫ぶことも同じ理屈で脳にインプットしているのです。

 

まあ、そんな大げさなことをしなくても、小さな成功を何度でも言い聞かす、何かに成功を書き記す、言葉で言ってみる、なんでもかまわないので、できるだけ頻度高く行ってください。

 

これだけで、脳は喜んで継続を受け入れることでしょう。

 

継続がなぜできないのだろう、なんて悩まないで、この単純な脳の教育をやってみてください。

 

こうした簡単な工夫で、人生が激変するかもしれないですよ。

 

まとめ

 

継続できる人とできない人とに違いなどは一切ない

 

継続できるようにするためにすること

1.優等生になろうとしない
2.最強の方法である習慣化をする
3.習慣化に脳を介入させない
4.習慣化して到達するパラダイスを脳にインプットする

 

以上です、頑張りましょー

 

2022.11.07 by okkochaan