Originally posted 2018-06-12 17:00:36.

裁量労働制 残業代

 

これから派遣会社もしくは人材派遣について、
いくつか記事を書こうと思っています。

 

 

これは第一回として、
派遣会社の評判の良し悪しについての真実
ということで書きます。

 

 

結論から言えば、
口コミサイトの派遣会社の評判の良し悪しは
全くあてになりません。

 

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口コミサイトがあてにならない理由

 

口コミサイトは、派遣会社ごとに仕分けされていますが、
結論からいうと参考程度以上ではありません。

 

 

最近は、何をやるにもネット上の口コミをみてしまいますが、
これは良し悪しがあるなといつも感じています。

 

 

なぜなら、口コミサイトは、
偶然と主観に支配されているからです。

 

 

また、パターンも類型化でき、
悪い評判も良い評判も
非常によく似ています。

 

 

その結果、派遣会社ごとの違いが全くわかりません。

 

 

 

一般の投稿をベースにしているので、
たまたま良い担当に会えば良い派遣会社だし、
そうでなければ、悪い派遣会社ということになります。

 

 

直接SNSでやり取りするツイッターなどの方が、
僕は信用しています。

 

 

それに、口コミの絶対数が少なすぎて、
その派遣会社の傾向をつかむ資料としては
全く不十分だと思います。

 

 

では、派遣会社の満足度に対する傾向を
どうやって把握すればよいのでしょうか。

 

 

公平な判断者がいない派遣業界

 

口コミとも関係しますが、
派遣業界には
公平な判断者(評価者)が存在しないと思います。

 

 

何についての評価かというと、
派遣会社の営業とかコーディネーターについての評価
および派遣スタッフについての評価です。

 

 

この場合の評価ですが、
もちろん、売り上げとかをいっているわけではありません。

 

 

売り上げであれば、
多い方が社会にそれだけ受け入れられているという判断はできます。

 

 

しかし、派遣スタッフについての評価とか
派遣スタッフから派遣会社に対する評価は
難しいと思います。

 

 

一番公平性が期待できるのは、
派遣先企業かもしれません。

 

 

しかし、派遣先企業からの評価が、
口コミサイトに出てくることは
かなり少ないです。

 

 

そのうえ、この場合の最大の欠点は、
その評価は
その派遣先企業の価値観に基づいてなされている点です

 

 

実態は現場のマネージャーとか派遣法の規定による、
派遣先指揮命令者による評価、
派遣窓口の担当者による評価となります。

 

 

例として、日本企業に多い、
社員評価に残業が無意識に入っている企業に
派遣された場合を考えてみましょう。

 

 

派遣社員ということで、
明確に社員との区別がなされていれば問題ありません。

 

 

しかし、そうでなければ、
派遣スタッフといえども
残業をある程度やってくれることが
評価につながることがあるかもしれません。

 

 

そのスタッフの方が残業を全くしたくない場合、
よほど仕事についてとか、
気が利いて仕事を先取りできるような方でもなければ、
評価は低いだろうし、
スタッフの方も続かないでしょう。

 

 

また、派遣法には派遣スタッフとか
派遣会社のサービスの質についての規定がありません。

 

 

派遣元管理台帳、派遣先管理台帳などの
管理面の記述内容の規定があるだけです。

 

 

派遣サービスにかかるスタッフ単位の評価シート

 

同じような内容になりますが、
大手の派遣会社のほとんどは、
派遣サービスの一連のプロセスのなかに、
派遣先の担当者が記述する、
スタッフ単位の評価シートを使っています。

 

 

その主な内容は、
派遣したスタッフの仕事ぶりについて、
項目別にチェックしてもらうような方式で、
最近は、メールなどでのやり取りになります。

 

 

もちろん、トータルの意味では派遣会社についての
評価となるので、派遣会社の電話対応とか、
営業担当者への満足度、事務処理の正確性などを
含みます。

 

 

しかし、スタッフからの派遣会社および
派遣先企業への評価がないか、
あっても非常に薄いのが実情だと思います。

 

 

これは、片手落ちと言わざるを得ません。

 

日本人材派遣業協会

多くの派遣会社が参加している日本人材派遣協会は、
簡単にいえば、派遣会社の寄り合いのようなものです。

 

 

大手の社長が交代で代表を務め、
人材派遣業の普及とか共通する研修などを行っています。

 

 

研修には、派遣元責任者の定期的な研修会とか
派遣法の改定などにともなう対応についての
啓蒙活動などがあります。

 

 

ここでは、
派遣会社の質を高め業界全体を盛り上げるという
大きなテーマはあるのですが、
各派遣会社とその社員は
日々の対応に明け暮れているので、
協会が何かを生み出すということは期待できません。

 

 

そもそも協会員の派遣会社同士が同じ案件で日々、
しのぎを削っているような環境なのです。

 

派遣会社や派遣業界の自浄努力だけでは不十分

こうした状況から、派遣スタッフの評価とか
営業担当者の評価とかは、
残念ながらほとんどなされていないのです。

 

 

派遣スタッフのスキルとか報酬とかを、
より正確かつ公平に評価できる仕組みを作ることが、
重要だと僕は考えていますが、
実現することはないと僕は考えています。

 

 

大手派遣会社には、
せっかく登録してもらったのに、
運悪く相性の悪い企業に派遣され、
どうしようもなくやめてしまった
スタッフの無数のリストやデータが
あるはずです。

 

 

そうしたスタッフの方々が、
悪い口コミを書くことになります。

 

 

いかに派遣スタッフが
タイミング次第で仕事を紹介され、
それがたまたま合えば派遣会社とか派遣先企業に評価され、
合わなければ評価されないという状況にあるか、
その実態を知った人は、
愕然とするかもしれません。

 

 

僕はいろいろな口コミを読みました。

 

 

感想としては、個別の口コミについては、
納得できる内容も多くありました。

 

 

ただ、残念ながら、
ご自分の経験内のことなので、
非難している派遣会社についても、
当てはまらない場合も多いだろうし、
評価している派遣会社が非難すべきことを
することもあるだろうと思うだけです。

 

 

実際は、派遣会社といっても、
かなりのカラーの違いがあり、
穏やかな人が多い会社もあれば、
ギラギラ系の人が多い会社もあります。

 

 

しかし、それは、これまで書いた理由で、
なかなか表に出てこないし、
会社も変わっていくのが実態なのです。

 

20180612 by okkochaan
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